2023.03.31

冬の西九州1泊2日旅その14~長崎空港から帰りの途に

 前回の続き。大村線の新駅である新大村駅に降り立ちました。ここは西九州新幹線開業に合わせて出来た駅。駅の周りは商店が見当たらず、新駅にありがちな風景が広がっていました。ここから長崎空港へと向かいますが、ネットで調べていたら長崎空港を結ぶ乗り合いタクシー「おおむらかもめライナー」なるものがあり、こちらを利用することに。専用サイトから事前に予約し、利用客が集まると長崎空港に向けて新大村駅を後にしました。

新大村駅舎'22.12.5西九州新幹線開業に合わせて開業した新大村駅

 大村市内と空港を結ぶおよそ1キロにも及ぶ箕島大橋を渡って到着。新大村駅からは20分弱の道のりでしたが、新大村駅に利用客が少なく手持ちぶたさだと運転手の方の話が印象的でした。この後は羽田行きのフライトに搭乗するだけ。みやげを物色した後、手荷物検査場を通り抜けて出発ロビーで待つことしばし、全日空670便は1910分に長崎空港を離陸しました。

また来てね長崎@長崎空港'22.12.5長崎を出発

 夜のフライトということで外の景色は望めませんでしたが、羽田空港には21時近くに到着。2日間の旅が無事終了しました。

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2023.03.29

冬の西九州1泊2日旅その13~佐世保から大村へ

 前回の続き。有田から延々松浦鉄道に揺られ、佐世保駅にやってまいりました。長崎県内では長崎市に次ぐ人口の佐世保市ですが、長崎に住んでいた時は意外と足を運ぶ機会がなく、今思えばもっと足を運んでおけばよかったと悔やまれるところ。1989年に訪ねた時はまだ国鉄時代の駅舎が健在でしたが、現在は高架化によりすっかり当時の面影はなくなりました。

佐世保駅舎'22.12.530数年ぶりに降り立った佐世保駅

 さて、佐世保駅からは1549分発の特急みどり42号に乗車。今回の旅で在来線の特急列車に乗る機会がなかったため、一区間乗ることにしました。停まっていたのは、783系「ハイパーサルーン」。民営化後まもなく登場した特急車両で、かつては鹿児島本線の特急有明に使用され、博多と西鹿児島の間を行き来しておりました。現在は特急みどりやハウステンボスといった佐世保線の特急を中心に使用されています。

特急みどり42号@佐世保'22.12.5早岐まで一区間だけ乗車した「ハイパーサルーン」特急みどり

 佐世保駅を出て10分ほどで早岐駅に到着。この駅も現在は2014年に完成した橋上駅舎に変わってしまい、かつての面影がなくなってしまいました。そんな早岐駅で待つことしばし、佐世保方面から長崎行きの快速シーサイドライナーが到着。すっかり長崎ではお馴染みになったYC1系が使用されていました。大村線はかつてキハ58系の快速シーサイドライナーに何度も乗車しており、当時のことが思い出されました。

YC1系@新大村'22.12.5大村線の新しい駅、新大村駅に到着

 次のハウステンボス駅では観光客が乗り込み、車内は立ち客が出来るほどの混雑に。通勤型車両とあって観光客には些か不向きなところは否めませんでしたが、外は徐々に日が暮れて、1715分に新大村駅に到着しました(続く)。

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2023.03.28

冬の西九州1泊2日旅その12~松浦から松浦鉄道で佐世保へ

 前回の続き。松浦で1時間ほど待ち時間があったので、ランチタイムにすることにしました。ここ松浦市は近年、「アジフライの聖地」を宣言して町おこしを行っていることから、ランチにアジフライと思い店を探すことに。しかし、駅周辺の飲食店が軒並みお休みで、歩いているうちに時間も無くなってきたので、見かけたファミレスに入店すると、地元高校生が考案したアジフライ定食というものがあったので、こちらを頂きました。

西浦ありさ等身大パネル@松浦'22.12.5



アジフライ定食@ジョイフル長崎松浦店'22.12.5

アジフライ定食貼紙@ジョイフル長崎松浦店'22.12.5

(3枚とも)松浦名物のアジフライをランチに頂く

 無事、名物のアジフライを頂くことが出来、再び松浦駅へ。アジフライを片手に駅前に立つ西浦ありさのパネルに見送られ、再び松浦鉄道のディーゼルカーに乗り込みました。この後は一気に終点の佐世保まで移動。途中、普通鉄軌道方式で全国の鉄路を繋ぐものでは「日本最西端の駅」であるたびら平戸口駅を過ぎ、その後も延々揺られること15時過ぎ、終点の佐世保駅に到着しました。

西浦ありさ等身大パネル@佐世保'22.12.5終点佐世保に到着

 これで松浦鉄道は全線踏破。この後、佐世保線に乗り換えます(続く)。

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2023.03.27

冬の西九州1泊2日旅その11~四半世紀ぶりに松浦鉄道に乗る

 前回の続き。松浦鉄道に乗るため、有田駅にやってまいりました。出発まで時間があったので駅周辺を散策。近くに観光案内所があったので覗いてみると、松浦鉄道の鉄道むすめ、西浦ありさの等身大パネルが置かれていました。デビューして比較的間もないキャラでありながらすでに数種類のイラストが公開されていますが、昨年1月には有田町の初代観光大使に就任するなど、なかなかの活躍ぶりです。

西浦ありさ等身大パネル@有田観光協会'22.12.5

「有田音頭チロリン節」の衣装をまとった西浦ありさのパネル

 有田駅に戻ってホームで待つことしばし、1両のディーゼルカーがゆっくりと到着。車両の両端には、西浦ありさがデザインされたヘッドマークが取り付けられていました。11時ちょうど、伊万里行きのディーゼルカーが有田駅を出発。しばらく佐世保線と並走したのち、佐世保線は大きくカーブして離れていきました。それにしても松浦鉄道に乗るのはかれこれ四半世紀ぶりのことで、鉄道むすめのおかげで乗る機会ができたことになりました。

松浦鉄道MR603@有田'22.12.5

西浦ありさヘッドマーク'22.12.5(2枚とも)有田から西浦ありさのヘッドマークをつけたディーゼルカーに乗車

 有田を出て20分ちょっとで伊万里駅に到着。有田と並んで陶器が有名な地ですが、10分ほどの待ち時間で佐世保行きに乗り換えます。しばらく海沿いを走っているうちに佐賀県と長崎県の県境を越え、1215分に松浦駅到着。ここで下車することにします(続く)。

松浦鉄道MR600形@松浦'22.12.5松浦駅で見かけた西浦ありさのヘッドマーク付き車両

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2023.03.26

冬の西九州1泊2日旅その10~佐世保線を走るキハ47

 前回の続き。武雄温泉駅から佐世保線に乗り換えます。足早に在来線ホームへ向かうと、佐賀方面から列車が接近。やってきたのは、キハ47形ディーゼルカーでした。佐世保線は電化区間なので、ディーゼルカーが来るとは思っても見ませんでしたが、佐賀寄りにはかなり派手なラッピング車両が連結。「choo choo 西九州 TRAIN」という車両で、ダンス&ヴォーカルグループ「EXILE」のメンバーであるTAKAHIRO氏のデザインによるものです。

キハ47ー9041@有田'22.12.5西九州新幹線開業に合わせて運行を開始した「choo chioo 西九州 TRAIN」

 それにしても、佐世保線の普通列車と言えば、30年ほど前は415系や715系といった電車が走っていた路線で、ディーゼルカーがやってくるとは思っても見なかったところ。そんな派手なラッピング車両に揺られ、有田駅に到着しました(続く)。

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