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2004.10.20

プレーオフとワイルドカード

 只今プレーオフ真っ盛りのMLB。ナ・リーグは中部地区2位のアストロズが王手をかければ、ア・リーグは最初ヤンキースが3連勝したものの、レッドソックスが猛反撃しタイに戻しました。特にレッドソックスの方は長年「バンビーノの呪い」と揶揄された呪縛から解き放たれる時がやってくるかもしれないという期待で盛り上がっていることでしょう。

 もしレッドソックスとアストロズがワールドシリーズに進出するとなれば、両チームともワイルドカードから勝ち進んだことになります。そういえば、去年のチャンピオンだったマーリンズも、おととしのチャンピオンだったエンゼルスもいずれもワイルドカードから這い上がったチームです。やはり短期決戦で勢いをつけたチームは強いということでしょうか。

 日本でも今年からパ・リーグで導入されたプレーオフですが、私の周りでも賛否両論が巻き起こっております。特に今回はペナントレースで2位だったライオンズが1位だったホークスを破り日本シリーズに進んだことで、その議論があちこちで起きております。

 実は今から7年前、ワールドシリーズを制したマーリンズがワイルドカードから勝ち進んだことでかなり違和感を感じました。確かにプレーオフ、ワールドシリーズという短期決戦で勝ち進んだとはいえ、ペナントでは2位だったチームが全体のチャンピオンというのはそれまで経験のなかったことで、正直戸惑いを感じてしまったのですが、最近になって、特に去年のワールドシリーズを見てその違和感はほとんどなくなってしまいました。

 それは、去年の覇者であるマーリンズが破った相手というのが、ヤンキースだったからなんです。豊富な資金力でモノを言わせて戦力を獲るヤンキースに対して、総年俸もヤンキースに程遠い額であるマーリンズが機動力を使いのびのびやっている姿は去年、某国営放送の衛星中継で堪能させてもらったところです。

 現在のプロスポーツの世界では、資金力の格差はどうしても避けて通れない状況になってしまいました。それ故、資金力のないチームが対等に戦うためにはそれなりの”アドバンテージ”が必要なわけでして、その点ではこうしたワイルドカードというシステムは、一概に”理不尽”とは言えないのではないかと思うようになりました。

 つまりは、もはやプロのチームはすでに均衡の戦力ではありえない、特に経営する会社の資金力によって格段に差がついてしまうという状況になってしまっているんですね。それなりの制限を設ければ変わりそうな気もしますが、その制限は果たして合法なのか否か、再び問われることになりそうです。それならば、ゴルフのハンデと同様で、ある程度の敗者復活の場も与えることも必要と考えるところです。

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