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2004.12.22

下手投げ投手の末路

 今朝、新聞を見ていたら、大変衝撃的なニュースが目に飛び込んでまいりました。埼玉県で女性の水死体が見つかったのですが、殺人の容疑で逮捕されたのが、かつてロッテでプレーした小川投手だったというものです。

 毎日新聞:「強盗殺人:元ロッテ投手の小川容疑者を逮捕 埼玉県警

 1980年代後半に活躍した下手投げの投手で、西武戦でもかなりいいピッチングで抑えていた選手でしたが、球も速く三振も取れる選手でしたね。あの1988年10月19日の”伝説のダブルヘッダー”でも、第1戦で先発したのが彼でした。

 それだけの選手が、私生活でいろいろとあったにしても、強盗殺人を犯すということは信じられませんね。いままでプロ野球を経験した選手が刑事事件で逮捕されたというニュースはかつてありましたが、殺人事件というのはおそらくなかったのではないでしょうか。

 その小川投手ですが、新聞などによれば、かなりの借金を抱えていたとの事です。確かに現役時代は年間数千万円を貰えるということで、高級外車を乗り回すなど一般社会の労働者以上に裕福な生活をしているイメージがあるわけですが、十数年現役選手として活躍し、引退後もコーチや監督として残るなど将来を約束されている選手はごくわずかといってもいいでしょう。

 今回の小川投手の一件で思い出したのが、数年前にマンションの上階から飛び降りて自殺してしまった、元ヤクルトで活躍した高野投手のことでした。彼も引退後は球団のコーチとして数年間在籍しておりましたが、退団後は生活設計もうまくいかず行き詰ってしまったことが自殺の原因といえるようです。このときもそれなりに衝撃的ではあったのですが、この高野投手の自殺によって、選手の引退後の人生設計をいかにうまく行うべきか、選手会側が勉強会をするようになったというのを聞いたことがあります。

 アメリカでは、将来の見えない選手は、引退後の人生設計のためにシーズンオフに資格の取得を行ったり大学に通学するといったことをしていると聞きます。ちなみに田口外野手のいるカージナルスの監督でもあるトニー・ラルーサは、現役引退後に学校に通い、弁護士の資格を取得したそうです。そこまでとはいいませんが、現役を退けば一般社会人の目線で生活をしなければいけないことを認識して欲しいものであります。

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コメント

TBありがとうございました。
今年のプロ野球界は激動の1年間でしたが、最後を締めくくるのがこんな暗いニュースだというのは悲しいですね。
引退後もユニフォームを着続けられる人はごくわずか、球団の背広組に転身して働ければラッキー。
それ以外の人はそれ以降のずっと続く人生のことも考えていかねばなりません。

投稿: Hiropon | 2004.12.23 08:37

 こんばんは。コメントありがとうございます。

 今年いろいろとあったプロ野球ですが、この事件もプロ野球再編の問題として、選手会は検討していかなければいけない問題だと思います。かつては、プロ野球選手出身ということで、それだけで採用されるということも多かったのでしょうが、即戦力を望む昨今の企業の採用状況を考えると、かなり再就職の道は一般の人以上に厳しいものでしょう。

 これは、少年野球の頃から野球一筋でやってきたことも、大きな問題になっているといえなくもありません。プロ・アマ問わず、野球界全体で選手の育成を考えていくべきでしょう。

投稿: mattoh | 2004.12.26 22:56

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