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2005.01.24

職場環境激変!

 読売新聞:「キレる上司の社内暴力続発、警察に被害届も

 職場内で人権を侵害するような「いじめ」行為が、「パワーハラスメント」という言葉で表されております。この言葉がマスコミなどで出てくるようになったのは、ここ2、3年のことと思います。そんな状況の中、上司が部下に対して暴力を振るう行為に至ることも増えているようです。

 明らかに暴力に及んだとすれば、それは「傷害罪」ということになり、刑事罰の対象になるわけですが、以前であれば警察に被害届を出すという事態に陥ることはなかったと思います。まかりなりにも一つのフロアで顔を付き合わせる仲間ということになるわけですから、その仲間を警察に突き出すという行為がいかに勇気のいることでしょう。しかし、こうしてマスコミにも話題に上るということは、単に上司の立場にいる人間の心理的な問題では片付けられない職場内の問題があるのではないかと感じたりもするのです。

 ここ数年の間で、我々の周りの生活環境は大きく変わったと思います。そんな中でも職場の環境は、天地がひっくり返るほど激変したといってもいいでしょう。リストラによる雇用不安により、自分が勤める企業に対する、いわゆる”愛社精神”の観念が崩れ、また企業という組織では必ずといっていいほどの”行事”であった飲み会も、ここ数年は上下関係の希薄さから次第に行われることが少なくなってしまいました。まあ、まともな人間関係も築けない日本の企業組織では、このような”親睦”というスローガンの下に行われる飲み会という儀式は、愚痴の溢し合いというみじめな時間を共有するという、全くをもって無駄な時間を潰すだけのものとなっており、このまま廃れていく方が健全であるといってもいいのでしょう。

 しかし、ある意味では、これが新しい日本の企業内での人間関係のスタイルを築くことになっていくのかもしれません。それは、職場に集まる労働者は決して家族や友人ではないということでしょう。もちろん同じフロア内で仕事をすれば、おのずと交友関係が築かれていくことも否定できませんが、必ずしも築かれなければいけないものでもないということでしょう。つまり”ドライ”な関係であるですが、極端な例で行けば、どうせ後々転職や人事異動でバラバラになっていくのだから、同じ社内、同じ職場だけでの人間関係ではあまりにも寂しすぎるということでしょうか。それよりも、自分にとって力になる人脈作りをしようとする流れは当然のことだと思います。

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