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2005.07.01

悪徳業者が幅を利かせる

 埼玉新聞:「グループで顧客カード共有 リフォーム詐欺事件

 実家を建替える前、よく電話で「リフォームしませんか?」という勧誘の電話が掛かってきたのを思い出しました。すでにリフォームしようにもそれすらままならない状況だったので、幸いにもこうした詐欺に遭わずに済んだのですが、高齢者ばかりが狙われているのには心が痛みます。

 一昔前だったら、こうしたリフォームをするときは、地元に古くからあった大工さんに頼むことが多かったと思います。長年培ってきた信用があり昔からある馴染みの店ということで、それを信用して利用するわけですが、逆に悪いことはできないわけで、こうした意味では、かつては今回の詐欺のようなことはそう滅多には起きなかったと思います。

 これは電気屋さんやクリーニング屋さん、本屋さんでも同じことが言えると思います。決して派手なサービスはないものの、ちょっとしたおまけをしてくれたり、世間話に花を咲かせたりと、地域のつながりをこうした商店が担っていたことは否定するところではないでしょう。

 ところが、こうした個人商店がこの10年ほどで店を閉めることが多くなりました。かつては華やかだった商店街も、すっかり寂れてしまっているという光景は、全国どこでも見られるのですが、その代わりに幅を利かせるようになったのが大型の量販店です。それなりにサービスはいいものが受けられるものの、何か無機質な味気のない対応になってしまいます。

 利用者にとってはこうした店でも対応がよければそれでも構わないわけですし、それが資本主義の社会では当然のことであるんですが、安心と信用を持つパートナー(業者)を探すにはそれなりの努力がいるような時代になった気がします。その情報はネットや口コミで得ることも充分可能ですが、昔のように、「古くからあるその町のお店」という安心ブランドがない以上、情報収集力と知恵で武装しなければ安心して生活が出来ないといういささか厳しい世の中になりつつあります。

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