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2005.10.11

軽便鉄道に出会う@頚城

 昨日は新潟県は直江津に行っておりました。上越市の合併を記念したイベントの一環で、かつて新黒井と浦川原を結んでいた頚城鉄道で活躍した車両の一般公開が行われ、これを見に行ってまいりました。

 直江津駅に到着したのは11時半前。昨日は駅前でもイベントが行われていて、大勢の人で賑わっておりました。それとホームでも、このあと到着するSLえちご日本海号の姿を見ようという人で、まるで芋を洗うかのような状況でした。

 そんな中、頚城鉄道の会場を結ぶシャトルバスの乗り場を探し、列に並びました。前には20人ほど並んでおりましたが、この後も続々と列が伸びていきました。

shuttlebus_kubiki こうして12時ちょうどにシャトルバスは出発。列に並んでいた後方のお客さんは乗り切ることが出来ず、積み残しとなってしまったようです。乗車したバスは何とも懐かしい型のバスですが、このイベントのために今回マルケーグループの旧塗装にしたとのこと。この塗装は旧型のバスによく似合っておりましたね。下車を伝えるブザーが昔ながらの緑色のボタンというのも何とも懐かしさを感じさせてくれますが、いつの間にかなくなってしまった感じがします。

 こうしてシャトルバスは25分ほどで頚城の会場に到着しました。

wa14_kubikikubukikyakusya1 ここは百間町駅の跡とのことで、駅舎も残っておりました。バスを降りてすぐ目の前にある車庫に向かうと、古びた車両が数台展示されておりました。貨車や小さな客車ですが、今となっては大変貴重な車両ですね。すでに廃止されてから30年以上が経過していますが、100年近く前に造られた車両が今でも現存しているというのはまさに奇跡といってもいいかもしれません。

 一方車庫の外には、小さなSLと古びた客車が展示されておりました。”コッペル”というミニSLですが、カマに火が入れられ、今にも走りそうな雰囲気でした。ミニSLといえばかつては西武山口線で活躍しておりましたが、こちらは子供の頃に西武園に来たときに乗った記憶がかすかにあるだけでした。一度は趣味的に乗ってみたかった路線でしたが、それを果たせぬまま廃止になってしまいました(;_:)。青函連絡船同様こちらにも乗れなかったのは、今でも心に悔いとして残っております。まあ、当時はまだ経済的に自由にならない身分でありましたので、それは致し方のないところですが、当時に戻れるのだったらぜひ乗りたいですねcoppel

 一方、ホジ3という客車ですが、こちらもコッペルに負けないくらいいい味を出しておりました。中にも入れたので見学してきましたが、古びた座席やつり革、それと床下の動力や運転台など、どれも注視しながら見入っておりました。

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 今回のイベントはどれも貴重なものばかりでしたので、新潟県まで足を運んだ甲斐がありました。ただこれらの貴重な資料を保存することはなかなか容易ではなく、入口の受付では寄付を呼びかけるなど保存にもご苦労があることが伺えました。私もわずかばかりのお金を入れてきましたが、今となってはどれも貴重な車両ばかりで、現存するところも少ないだけに、末永く保存できることを願いたいところですね。そういう意味では、こうした貴重なイベントを企画された関係者の皆様には感謝したい次第ですhoji3engine


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コメント

鉄道模型の専門書ですが「ナローゲージモデリング」に頚城のことが詳しく載っていました。私が興味を持った頃はとうに廃止、かろうじて尾小屋の廃線跡を見ることができたという状態でした。

今、ほくほく線が比較的ルートをたどっているようで、うらがわら駅は頚城の浦川原の真上にできたようです。

池袋では上越行きの頚城バスを見ることができます。

投稿: SATO | 2005.10.11 22:58

 mattohさん、こんばんは。頸城のイベント、行かれたんですね。私も行きたかったなぁ‥‥‥。
 コッペル2号機ですが、私は乗りましたよ! ただし西武山口線でですが(^_^;)。「謙信号」と名付けられて、元井笠鉄道1号機「信玄号」と共に走っていました。途中の信号場で、走行しながらタブレット交換したのが印象に残っています。
 しかしmattohさんも書かれているとおり、これだけの貴重な車両を維持・管理してゆくには大変な労力が必要でしょうね。関係者の皆様の努力には、本当に頭が下がります。我々ファンも、なんらかの形で協力していきたいですね。

投稿: 声高 秀史 | 2005.10.12 00:15

私も当日頚城に行っていました。直江津駅12時発の頚城行きシャトルバスには私も乗っていました。超満員でしたから。

実を言うとその日はC57でもなく、頚城鉄道でもなく、マルケイグループの旧塗装バスが一番の目的だったりする。といってもあのバス平成元年式なんですね。もっと古いかと思った。

投稿: 元段ボール製造人 | 2005.10.13 21:26

 こんばんは。コメントありがとうございます。

 最近の鉄道の日イベントがどこも車庫公開やグッズ販売など画一的なものばかりだったことを考えると、このイベントは面白かったですね。なんと行っても貴重な車両群を見ることが出来たのが大きな収穫でした。

 帰宅後、JTBキャンブックス「鉄道廃線跡を歩くⅡ」の頚城鉄道の項を見ましたが、SATOさんが書かれたように、かつての浦川原駅はほくほく線の高架下にあるようです。今回は廃線跡を見るところまでは至りませんでしたが、いくつか廃線跡が残っているようですね。

 声高さんは山口線のコッペルに乗られたとのこと。実は私も子供の頃、家族で西武園を訪れたときに山口線に乗った記憶があるんですが、コッペル牽引の列車だったか電気機関車牽引だったか定かではありません。それを思うともう一度趣味で乗りたかったですね。

 元ダンボール製造人さんは12時発の便に乗られたとのことで、実は私もこのバスに乗ってました。ちょうどこの時間はSLの到着時間と重なっていて、シャトルバスは大変な混雑でしたね。帰りのバスを待っていたとき、折り返しのバスがガラガラだったことを考えると、我々が現地に着いたときが一番混んでたようですね。

投稿: mattoh | 2005.10.14 21:51

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