ありがとう、富山港線
昨日も現地からもぶろぐしましたが、今月末で休止となる富山港線に乗ってまいりました。
朝の6時前、東京からの高速バスで富山駅に到着しました。早速駅の構内に入ると、みどりの窓口の前に長蛇の列が出来てました。そういえば、一度完売となった記念入場券がこの日から再販売されるというニュースがJR西日本のサイトに出てましたが、どうやら入場券を買う列の様子。せっかくなので、私も最後部に並びました。待つこと30分ほど、何とか記念入場券をゲットです。それにしても、寒かったなー(>_<)。
こうして、いよいよ今回の旅の本命である富山港線に乗車です。次の列車は6時52分発。ホームに向かうとすでに列車が入線しておりました。かつて国鉄時代に活躍していた頃のカラーリングに塗装された457系でしたが、やはりこのカラーが一番似合ってますね。
富山駅に停車中の富山港線電車
こうして、定刻の6時52分に富山駅を出発いたしました。おそらく普段この時間帯は地元の乗客しかいらっしゃらないんでしょうが、JRとしての運行が終わりに近いこの時期はやはりファンの方の姿が多かったですね。途中の駅ではカメラを抱えたファンの姿を多く見かけました。
途中の城川原駅では富山行きの列車と交換します。日中は新型のディーゼルカーでの運行ですが、朝と夕方は457系での運行となっており、ここ城川原では旧国鉄色に塗られた457系同士の交換シーンを見ることが出来ます。そんなわけで、昨日も多くのファンがこの駅で顔を並べた457系を撮影しておりました。
城川原駅で顔を並べた457系
再び列車に乗り込み、いよいよ終点の岩瀬浜へ。ここは'90年の1月に初乗りをしましたが、当時は岩瀬浜を含め多くの駅に駅員が配置されていたんですが、今は全て無人化されてしまいました。ぽつんと建っている木造の駅舎は初乗りした当時とほとんど変わっておりませんでしたね。この駅舎を見て初乗りした時のことが思い出されました。
岩瀬浜駅
そんな岩瀬浜駅ですが、現在使われているホームの先に建設途中のホームが鎮座しておりました。おそらくライトレール開業後に使用されるものと思われます。
建設中のホーム(岩瀬浜)
特に急ぎの予定はなかったんですが、周辺にはこれといって行くところもなく、7時26分発の折り返しに乗って戻りました。
休止まで10日足らずとなった富山港線ですが、これまで話題になることが決して多くはなかったものの、あれだけ多くのファンが駆けつけていることに正直驚かされました。休止後、今年の4月末には「富山ライトレール」として新たなスタートを切ることになりますが、鉄道から路面電車へといういままでにない転換ということで、これからも注目していきたいところです。
なお、駅前にある「CIC」という建物に、ライトレールの看板が出ておりました。駅前から見ることが出来るので、ご覧になった方も多いかと思いますが、開業が待ち遠しいですね。
ライトレールの看板
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