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2006.07.06

戦評 千葉ロッテ対インボイス(7月3日)


 先日も速報しましたが、先日の日曜日に観戦してきたイースタンリーグの試合について書きたいと思います。

 千葉ロッテが相原、インボイスが後藤光貴という先発で始まりました。先制したのはインボイス。3回表、ランナー2人を置いて、4番後藤武がレフトへ一直線のホームラン。その後、小刻みに点を重ねたインボイスが、後藤光貴から大沼、山本の継投で千葉ロッテ打線を零封、7対0でインボイスが勝利しました。

 一見すればインボイスの圧勝といえそうですが、インボイス打線も打ち崩したという印象はなく、むしろ相手投手の制球力に助けられたといったところでしょうか。

 それでは、個々の選手について、気づいたことを書くことにします。

<インボイス>
 ○ 後藤光貴(投手)

 かつての1軍のローテーションピッチャーですね。2002年のリーグ優勝時、胴上げ直前に千葉マリンスタジアムで彼が先発した試合を見ましたが、ここ数年は故障やジャイアンツへの移籍などもあり、今はすっかり”過去の人”といった感じになってしまいました。

 この試合、5回まで投げて無得点、勝利投手にはなりましたが、毎回のようにランナーを背負い苦しい中要所を締めて何とか無得点に押さえました。このあたりはかつて先発ローテーションの一角で投げていただけあって、うまさを感じましたが、さすがに1軍での登板となるとちょっと苦しいでしょうかね?

Gotoh41pitching06070
5回を零封した後藤光貴(41)

 ○ 大沼(投手)
 再三期待をされながら裏切りつづけている大沼ですが、今日は完璧に近いピッチングを披露してくれました。先発の後藤の後を受けて登板しましたが、6回と7回はパーフェクト、8回に井上に長打を食らったものの、その後は押さえて無得点に押さえました。

 今年のキャンプでは、小野寺と共にストッパー候補として期待された選手ですが、開幕直後に打たれてしまいファームに落とされてしまいました。しかし、今日のピッチングを見る限りでは、ファームでは一番1軍に近い力を持っているかもしれませんね。

 石井貴しか今のところセットアッパーがいないだけに、彼の昇格を早く期待したいところですね。

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3回を無得点に抑えた大沼(15)

 ○ 山本(投手)
 準硬式出身で昨年のドラフトで騒がれた選手ですね。ただライオンズでは、準硬式出身者は青木(現広島)がいましたので、確か彼が2人目でしょうか。

 わたしも今回初めて見ましたが、ランナーを出したものの三振を2つとってくれました。フォームはやや癖があるようですけど、中継ぎなら面白い存在になるかもしれません。

 ○ 高波(外野手)
 この日一番触れていた選手。決して派手さはありませんが、センターからライト方向へきちんと打ち分けるところは上手さを感じますね。

 足の速い選手が多いライオンズだけに、なかなか足だけで1軍に昇格するということは難しいかもしれませんが、粘っこいバッティングに磨きをかけていくことが1軍への近道かもしれませんね。

 ファームでは相手チームから足の方をかなり警戒されているようで、彼が出塁するとしきりに牽制を投げる様子が伺えました。初回、セカンドのグラブをはじくヒットで出塁、牽制で刺されてタッチアウトというのがありました。

 ○ 後藤武(内野手)
 上記にも書きましたが、この日先制のホームランを放ちました。元々長打力がある選手ですが、結局ヒットはこれ一本だけ。見逃しの三振もあり、まだまだといったところでしょうか。

 ○ 黒瀬(内野手)
 先週の岩槻での試合では登場しなかった黒瀬。1軍にいる内野手がいずれもレベルの高いだけに、現状の力では1軍昇格は難しいところでしょう。期待はしているんですけどね。結局途中出場で出て、フォアボールを選んだのみ。次の打席では凡退してしまいました。

<千葉ロッテ>
 ○ 相原(投手)
 サブマリン・渡辺俊介を思わせるような下手投げですが、まだまだといったところ。3回に後藤武に先制の3ランを打たれてしまいました。せっかくチームに同タイプの選手がいるので、手本にして力をつけて欲しいですね。

 ○ 柳田(投手)
 相原の後を受けて出てきた木興もそうでしたが、とにかくフォアボールを出しまくってました。明らかに制球力が課題ですね。見かねた古賀監督がマウンドに上がり、「ピシャッ」と腕をたたいたのが印象に残ったのみでした。

 ○ 黒木(投手)
 ご存知、「ジョニー」こと黒木ですが、さすがにこの人が登場した時には、スタンドの観客から歓声が沸きました。往年の力はもうありませんが、さすがはかつてのエースだけあって、それまで登板した投手との力の差を感じました。ヒット1本を打たれたものの、0点に押さえました。

 年齢的にはまだ30を過ぎたくらいでしょうか。以前のエースだった頃にピッチングは期待できそうにありませんが、人気のある選手だけに、また1軍で活躍する姿を見たいものです。

 ○ 根元(内野手)
 インボイス投手陣に押さえられたロッテ打線の中で、一番触れていたのがこのルーキーでした。この日1番に座りましたが、粘っこいバッティングでヒットを放っておりました。

 1軍には今江や西岡といったスター選手がおり、将来彼が1軍で活躍すると今以上に恐い存在になりそうです。

 ☆ 最後に
 試合終了後、インボイスのベンチ前で、投手が円陣を組んでミーティングを行なっておりました。1軍だとベンチ裏かどこかでやるんでしょうが、観客のすぐ後ろで石井ピッチングコーチがこの試合の指摘点を上げて指導している姿が印象に残りました。

 一方のロッテの選手は、すぐにグランドに出てランニングを始めておりました、試合の後ということでかなりの疲労感が出ていることと思いますが、インボイスの選手に比べると年齢が比較的若いだけに、体をいじめながら力をつけていっている様子が伺えましたね。

 おととし、この球場で先発したロッテの成瀬は、今年1軍デビューを果たし、見事勝利投手になりました。将来1軍で活躍する選手がこの球場から出てもらいたいですね。

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