やってきた足踏みオルガン、ご開帳
オルガンといえば小学校を思い出しますよね。おそらく授業で先生の伴奏で唄ったり演奏したという経験をお持ちの人は多いことでしょう。自分も授業で弾いたことがあるんですが、あの音色を聴くとやはりどこか懐かしく感じるものがありますね。
大人になった現在はナマでオルガンの演奏や音色を聴く機会がほとんどなくなってしまいましたし、そもそもオルガンそのものを見る機会がなくなってしまいましたが、さいたま市立博物館では今月29日まで、「足踏みオルガンがやってきた!」と題した企画展を開催しております。先週の土曜日、この日は特に用事がありませんでしたので、久しぶりに地元の博物館を訪ねることにしました。
企画展のホールに入ると、すぐ目の前に今回の主役が鎮座しておりました。でも、小学校のときに目にしたタイプのものではなく、重厚で鍵盤の上部の板にレバーが並んだものでした。これは明治末期に現在のヤマハで作られたものだそうで、前年度にこの博物館に寄付されたそうです。今回の寄付にあたり、一度分解してさまざまなところを手直ししたことが紹介されておりましたが、何しろ製造されてから百年近く経っていますからね。虫に食われたところもあるなど、あちこちボロボロだったようです。
実は自分の実家にこれとよく似たオルガンがあります。母方の祖母が母にくれたものだそうですが、実家に帰ってこのオルガンを見るとやはり重みを感じますね。母が弾いたのを見たことがありませんが(笑)、自分が子供の頃に何度か弾いたりもしました。でも、現在の楽器に比べるとどうしても違和感を感じてしまいうまくいきませんね。たまには実家に行って、この古いオルガンを眺めてみたいと思います。
# 画像を差し返しました(2017.7.12)
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コメント
リードオルガン、当時は、朝ドラ、純情きらりが、きっかけで、懐かしい思い出が、蘇りました。
その後も、おひさま、カーネーション、マッサン、ヒヨッコのドラマでも、登場すると、嬉しくなってしまいます。
又、復活してほしいです。
テレビのマネして、弾いてみたい気分になります。
投稿: 井口恵利子 | 2017.07.11 12:31
こんにちは。古い記事でありますが、コメントいただきありがとうございます。
実家には今も古いオルガンがありますが、どんなものであれ古い物はそれなりの良さが感じられますね。もちろん新しいものは様々な技術が加わって性能も向上しますが、新たな技術をもってしても完全には再現できないものというのもあると思います。
投稿: mattoh | 2017.07.12 19:20