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2007.02.28

成田山、そして開運号その3~成宗電気軌道廃線跡

 この2日間に続き、今日も日曜日のことを書きたいと思います。霊光館を見学した後はしばらく時間があったので、かつて市内の路線を延ばしていた成宗電気軌道の廃線跡を探索いたしました。この鉄道は、明治43年に開業した軌道線で、成田山新勝寺と宗吾霊堂の参拝客で利用されていましたが、昭和19年に不要不急の鉄道として廃線の憂き目にあいました。すでに廃止されてから60年以上も経っているんですけど、市内の至るところにその遺構が残っているとのことなので、今回訪ねてみようと思った次第であります。

 なお今回の探索には、JTBキャンブックス「鉄道廃線跡を歩くⅦ」を参考にしております。

 成田山新勝寺の境内を出てみやげ物屋が並ぶ通りを抜けると、大きな市民会館風の信徒会館が見えてきました。このあたりが終点の不動尊停留所があったところだそうですが、それらしい遺構は全く見当たりませんでした。

Shintokaikan_narita
信徒会館周辺。不動尊停留所があったと思われるところ。

 その信徒会館をバックに坂道を歩き続けると、「電車道」と書かれた花形の看板が立っていました。歩いている道はどこにでもある2車線道路ですが、この看板がないと、ここがかつて鉄道が走っていたところとは誰も思わないでしょうね。

Densyamichi_narita
通りのあった「電車道」看板

 やがて、目の前に赤いレンガ造りのトンネルが見えてきました。もちろん成宗電気軌道時代に使われていたトンネルで、見るからに歴史を感じさせるものですが、そのトンネルをくぐり天井に目をやると、なにやら古めかしい金具が天井にへばりついているのが見えました。

Tunnel_narita
歴史を感じさせるレンガ造りのトンネル

Tunnel_info
トンネルの案内板

Tunneltug
トンネル内に残された架線留め金具

 これは架線を吊るしていた金具ですが、廃止になった後もこうして残っているんですね。ただ、脱落しないかちょっと心配なんですが・・・(^_^;)。

 そんなことを思いながらレンガ造りのトンネルをもう一つ抜けると、成田の市街地が近づいてきました。そして小高い築堤を歩いていることに気がつきました。これもかつて鉄道時代に築かれたものですが、左手には成田市役所の建物や住宅を見下ろすことが出来ます。

Chikutei_narita
小高い築堤

 線路は成田駅前で一旦スイッチバックし、宗吾霊堂へ向かって走っていたとのことですが、成田駅からJR線に乗ることにしていましたので、今回はここで打ち切りにしました。

 成田にはこれまで何度も訪れていますが、こうした廃線跡があるとは今回初めて知りました。次回は残りの宗吾霊堂までの区間を歩いてみたいですね。

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