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2007.03.04

たぶんお別れ~鹿島鉄道

 昨日のお別れ乗車の様子を書きたいと思います。土浦までは、例によって大宮つくば線の高速バスのお世話になりました。上落合九丁目停留所を8時25分に発車、車内は私を含めて10人弱といったところ。さいたま市内の国際興業バス停留所にやたらと宣伝をしておりますが、それなりに乗客はいるようですね。個人的には、ホリデーパスよりも安く土浦まで移動できるとあって、これからも定着して欲しいところなんですけどね。

 途中、三郷の手前で渋滞があったほかは概ね順調で、およそ1時間ほどで桜土浦インターに到着しました。つくば市内の停留所で次々と下車し、終点の土浦に着いたときには、車内には私の他にもう一人いただけでした。

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土浦駅東口に到着した国際興業バス

 バスを降りてさっそくJRの改札へ。次の石岡方面の列車は10時半。しばらく駅周辺をぶらぶらしながら改札を抜けてホームに降りてみると、電車がやってきました。やってきたのはE531系。すっかり常磐線の顔になったこの車両ですが、今月中旬に行われるダイヤ改正では上野寄りにやってくる中距離列車はすべてこれに変わってしまいます。グリーン車も本営業を開始するなど、常磐線もすっかり様変わりしてしまいますね。

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常磐線の顔になりつつあるE531系(土浦駅にて)

 車内は空席もほとんどないほど混んでました。今の時期、水戸の偕楽園の梅が見頃の時期で、これを見に行く行楽客のようですが、数年前に臨時駅を利用して見に行ったことがありました。今年は暖冬なので、どんな按配なんでしょうかね>偕楽園。

 そんなことを思いながら、鹿島鉄道の乗換駅である石岡に到着しました。ホームに降りると、こんな看板を見つけました。

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鹿島鉄道乗り換え案内板

 この看板も、後一月足らずで役目を終えるんですよね。

 Suicaで乗ったので、一旦改札を出てから改めて中へ入り、跨線橋を渡って鹿島鉄道のホームへやってきました。ホームにはすでに数名のファンがカメラを構えておりました。私も構内に停まっているキハ430形やKR500形の写真を撮りましたが、こんな様子を見ることが出来るのも、残すところわずかになってしまいましたね。

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(上下とも)石岡駅構内の様子

 一方、ホームに目をやると、鹿島鉄道のグッズを売っている屋台や売店が出ていました。中では駅名票キーホルダーや模型などを売っておりましたので、私もサボの形をしたキーホルダーを一つ買いました。

 さて、ホームにはいろんな看板が目に留まります。どれも今のJRでは見かけないような感じの路線図や時刻表ばかりなんですが、どこか手作り感があって返って新鮮ですよね。以前来た時から気になっていたものですが、こうした看板も廃線になってしまうと見ることが出来なくなってしまうので、↓にご紹介します。

Lineinfo_ishioka

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(上下とも)石岡駅にあった案内板

 そんなことをしているうちに折り返しのディーゼルカーがやってきました。どんな車両が来るのか気になってましたが、やってきたのはキハ602。今回は鹿島鉄道のお別れ乗車がメインだったので、車両については特に気にしておりませんでしたが、この車両に長い距離を乗るのはこれまで記憶がなかったので、最後の最後でいい旅になりそうすね。

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出発を待つキハ602系

 発車時刻が近づくにつれて車内も混み始めてきました。発車間際になっても常磐線からの乗り換え客が中間改札に大勢立ち止まっている状況で、こうした客が車内に乗りこんできたときには車内は通勤ラッシュ差ながらでした。これほど混んでいる鹿島鉄道は初めてでしたね。廃止間際の鉄道はどこもこんなもんなんでしょうけど、小さいレールバスだと間違いなく積み残しが出来てたかもしれません。

 こうして11時30分過ぎ、鉾田行きは出発しました。幸い座ることが出来ましたが、混雑した車内は熱気があって汗が出てくるほどでした。常陸小川を過ぎたあたりで地元客が降りていったので、多少は空間が出来るようになりました。私は鉾田の一つ手前、坂戸で降りる予定でしたが、何とか降り口まで移動して下車することが出来ました。

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坂戸駅を後にするキハ602

 坂戸で下車したのは、駅から歩いて5分ほどのところにある「ほっとぱーく鉾田」へ行くためでした。沿線にある数少ない温泉施設ですが、これまでなかなか行くことができず、最後となるであろう今回訪問した次第です。なお、ここのことについては、別の記事で書くことにします。

 温泉で過ごした後、再び坂戸駅へ戻ってきました。予定では鉾田行きに乗る予定でしたが、寸でのところで行ってしまいました。そこで、石岡行きに乗って時間を潰すことにしました。1時半過ぎ、鉾田方面からからやってきたのはキハ432。湘南スタイルを残すディーゼルカーですが、いつ見てもスマートですね。何とか保存して欲しいところなんですが、果たしてどうなるのか。

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巴川を後にするキハ432

 短い車体とあって、車内は大変混雑していましたが、結局次の巴川で下車しました。初めて降りた駅ですが、周囲に何もないのどかな駅でした。駅の入口に掲げられていた縦書きの時刻表がまた味わい深いですね。

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巴川駅にあった縦書きの時刻表

 次の鉾田行きが来るまでの間、ホームの待合室で待っていましたが、ふと足元を見るとキハ432をあしらったゴミ箱がありました。中にはお気づきの人もいるかもしれませんが、偶然見つけた面白いアイテムに、私もうれしくなってしまいました(^^)。

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キハ432系をモチーフにしたゴミ箱

 次の14時21分発鉾田行きはおよそ10分遅れでやってきました。しかも車内は先ほど石岡から乗ったときよりも更に激しくなっており、私も何とか乗ることが出来たという状態でした。

 そんな状態で、終点の鉾田に到着。ここも、改札脇で野菜の配布を行っていたりグッズ類の屋台が出てたりと、慌しいことこの上ない状況でした。私もここの名物であるたい焼きを買いたかったんですけど、ちょうど窓口を覗いたときにはまだ焼いている最中で、あえなく断念となりました(;_:)。最後に食べたかっただけに残念でしたが、あれだけ混雑している状況では、入場券を買うのと駅舎を撮るので精一杯でしたね。

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鉾田駅

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鉾田駅で出発を待つキハ602

 結局、慌しく過ごした鉾田を14時52分発の石岡行きで後にしました。これも立ち客が出来るほどの混雑で、私も石岡まで立っていくハメになってしまいました。鹿島鉄道で立って乗るなんてことは今回初めての経験でしたね。

 こうして15時45分過ぎ、終点の石岡に到着。ホームに停まっていた土浦行き各停で後にしました。待っていたのは411系。この車両も3月のダイヤ改正で上野口から姿を消す車両です。

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411系。この姿も、上野寄りでは見られなくなりますね。

 土浦駅でお土産を買い、16時半発の大宮行き高速バスで後にしました。

 こうして何とかお別れ乗車をすることができましたが、特に週末は大変な賑わいで、乗るのもやっとという状況ですので、余裕を持った行程をお勧めしたいところです。また、写真撮影の際にはマナーを守り、節度のある行動をお願いしたいと思います。

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コメント

また1つ、味の有るローカル私鉄が廃線ですね。
ファンがいくら残念がっても地元民が乗らなければいつかは廃線になってしまう。ま、地元民からすれば本数が少ない、運賃が高いとマイカーに流れてしまうのかもしれませんが。
会社も地元ももっと残す努力をして欲しかったなぁと。

ところで今日ダイヤ改正のσ(^^)の地元も本数が間引き(昼間7.5分に1本から10分に1本)・・・大丈夫かなぁ?(笑)

投稿: HACHAPP | 2007.03.10 07:03

 こんばんは。コメントありがとうございます。

 一時は岡山県のバス会社が経営を引き継ぐなんて話もあったんですが、結局話し合いがまとまらずご破算となってしまいました。少子化や過疎化などさまざまな諸問題を抱える地方都市ですが、その影響をもろにかぶっているのがこうしたローカル路線ですね。つい先日も、長崎県の島原鉄道の一部区間が廃止されるという耳の痛いニュースが流れたばかりですが、まだまだ厳しい状況は続きそうです。

投稿: mattoh | 2007.03.10 22:13

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