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2007.06.02

名車・パノラマカー

 先日の台湾の旅で撮った画像の整理がようやく終わったので、旅での出来事についていろいろと書きたいと思います。その前に今回の旅の計画について簡単に記します。

 こちらにも書いたんですが、JALが4月1日にワンワールドに加盟したのを記念して、通常よりも少ないマイルで利用できるというキャンペーンがありました。通常だと台湾までは2万マイルかかるところ、このキャンペーンでは1万5千マイルになるんですが、手持ちのマイル数が1万5千をちょっと越えたところでした。そこで、締め切り1日前に申し込みをしたんですが、せっかく自由度がある無料航空券を使うんだったら、格安航空券では回れないルートで組むことにしました。とはいえ、日本と台湾までではそれほど回ることも出来ませんので、中部発成田行きのフライトを片道だけ加えました。なぜ中部発にしたのかは、あまり遠方ではそこまで移動する費用がかかってしまい
ますし、名古屋周辺でパノラマカーや名鉄瀬戸線の吊り掛け電車に乗りたいというのが理由でした。

 で、名古屋までの移動ですが、24日の晩、新宿駅南口発可児車庫行き「中央ライナー号」を利用しました。実はこのバス、今年の1月に今里筋線完乗のために大阪へ行くときに利用した高速バスなんですが、前回は空席が目立ちゆったりと座れたのに、今回は満席に近いほどの盛況振りでした。平日の合間なのでそれほど混まないと思ってたのに予想外でしたが、混雑しているときの4列シートはどうしても辛いもんがありますね。このあたりは全く読めないところですけど、今回のようなときは、つくづく3列シートの方がいいなぁと、車内で思ってしまいました(-.-)。

 それでも、まずまず眠りには着くことが出来、翌朝6時前、目的地である多治見駅前に到着。ここから中央線の普通列車に乗り込みました。当初の予定では、高蔵寺で下車して愛知環状鉄道経由で瀬戸線に入るというルートだったんですけど、大荷物を抱えてあちこち動き回るのもかったるいと思いました。そこで、一旦名古屋まで行って、コインロッカーに預けてから動くことにしました。

 まだラッシュ時間前の名古屋駅に到着。さっそくコインロッカーに荷物を預け、身軽になって出発です。中部国際空港へは11時過ぎの電車で間に合うので、それまでは行き当たりばったりの旅です。

 まず向かったのが、名鉄名古屋駅。ここから上小田井へ向かい、地下鉄に乗って瀬戸線の基点である栄まで移動しようというのが狙いでした。で、せっかく名鉄線にやってきたのなら、”パノラマカー”こと7000系に乗りたいところ。そこで、上小田井方面へ向かうパノラマカーが来るまで待つことにしました。ご存知、パノラマカーは鉄道ファンなら誰でも知っていると思われる名車ですが、平成21年くらいまでに全車引退する方向とのことで、おそらくその間際には大騒ぎになることは必死と思われます。そこで、出来るだけ平素の姿を目に焼け付けたいと思い今回
狙った次第です。

 犬山方面の電車が次々やってきますが、どれも目当てのパノラマカーではなし。半分諦めかけていたところ、金山方面からミュージックホーンを高らかに鳴らす電車が接近してきました。ライトの光具合を見て「どうかなぁ」と思ったんですが、この電車が目当てのパノラマカーでした。もちろんこの電車に乗り込みます。

 実はこの電車、犬山経由岐阜行き普通でした。パノラマカーといえば、なんといっても先頭部分に展望席が設けられている独特の顔つきが印象深いですが、今はこの展望席に座っても特別料金がかからないんですよね。今はミュースカイや新型パノラマカーの方に主役の座を明け渡した感がありますけど、この車両はおそらくこれからも語り継がれる”名車”と言えそうですね。

 本来ならもう少し乗り続けていたいところですが、15分ほどで目的地である上小田井に到着しました。

Meitetsu7045
”パノラマカー”こと7000系(上小田井駅にて)

 引退まであと2年ほど。あとどれくらい乗れるかはわかりませんが、これからもこの名車を求めて名古屋界隈へ訪ねていきたいと思います。

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鉄道」カテゴリの記事

コメント

有料特急車両の普通列車への格下げ、首都圏ではほとんどないですよね。東武も旧有料急行車両の普通格下げはありましたが。。。(ちなみに京急の快特車両の3ドアか改造はあったけど)

でも、特別料金無しで展望席、本当に得した気分でしょうね。

あっ、逆はありました。西武の101系が秩父鉄道で急行「秩父路」用に改造されたのは!

投稿: まさつぐ | 2007.06.03 00:07

 こんばんは。コメントありがとうございます。

 ものは違いますが、JRではかつて特急用で使用されていた車両を、ホリデー快速として使用するというのを見受けますね。私鉄の特急車両場合、会社の威信をかけて登場させているケースが多いので、おいそれと普通車に格下げをするわけにもいかないのかもしれません。

 ”名車”パノラマカーがどんな引退を迎えるのか、今から気になるところです。

投稿: mattoh | 2007.06.04 22:51

少し気になったので
パノラマカーは車や国鉄との競合上全ての列車が乗車券のみで特別料金不要の列車としてデビューしました。その後着席需要から座席指定料金を徴収する列車が発生し、料金徴収に見合った設備を持った特別車両へ一部改造がなされ(改造は全編成ではなく半数はその後も引き続き料金不要仕様のまま)その後専用車両パノラマスーパー、ミュースカイへと発展していきました。ですので地元民としては普段の足のイメージがあって格下げ感はあまり無いです(現在残っているもののうち7011Fのみ特別車両時代の方向板、内装を残しており6/29以降残る3編成の中に入る可能性が高い様です)、考えてみたら私の場合ちょうど白帯車(パノラマカーの特急専用車)全盛時は停車駅の関係で利用する機会が無かったり、進学で名古屋を離れたりしてパノラマカーの特急仕業に乗りそびれてしまいました(汗、雰囲気だけなら今でも前述の7011Fに乗れば充分味わえますが…
私の場合、パノラマカーは子供の時から関東の有料特急や国鉄特急のような憧れというよりも空気みたいな存在でしたので今回の全廃からくる喪失感はかなり大きいです、夕方通勤の帰り普通列車で運用されるパノラマカーに当たる時がありますがいい年して先頭車に足を運んでしまいますし、いつも通勤中聞いているiPodも切ってあの独特なモーター音やミュージックホーンに耳を傾ける日々です(ミュージックホーンは普通運用の場合運が良い場合に名古屋駅進入時に聞けるかどうかの確率ですが)

投稿: 地元民 | 2008.06.13 17:31

 こんばんは。コメントありがとうございます。

 鉄道ファンのみならずパノラマカーの存在は想像以上に大きいようですね。それだけ強いインパクトを与えてくれた存在という点では、やはり鉄道の車両の中では名を残すべき車両と言っても過言ではないでしょう。

 おそらく引退が近づくに連れてメディアにも取り上げられることでしょうが、同時に名鉄沿線には引退を惜しむ多くの人が訪れることでしょうね。

投稿: mattoh | 2008.06.16 22:08

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