イベント三昧の週末その1~特急あいづ号
例年10月はあちこちの鉄道会社でイベントが行われるので、週末のたびに東へ西へとあちこち出かけることになりますが、今年もそんな季節が近づいてきました。その季節到来を告げるかのように、今日はイベント三昧の1日となりました。一つは小山車両センターで行われた公開イベント、そしてもう一つは晴海埠頭で開催された都バスのイベントですが、特に小山車両センターは去年イタリア旅行中に開催され行くことが出来ませんでしたので、そのリベンジとなりました。おまけにここはまだ未訪の地。どんな車両と出会えるのか、出かける前から楽しみでした。
さて小山までの足ですが、一度は乗ってみたいと思っていた特急あいづ号にしました。あいづ号はおととしの7月に会津若松から大宮まで乗り通したことがありましたが、当時はベージュや赤の帯が入った塗装の481系でした。現在は赤べぇという会津地方に古くから伝わる牛の形をした玩具をモチーフにしたキャラクターが車体に描かれています。この赤べぇは今月2日に磐越西線でさよなら運転を行った455系にも描かれ、今年の6月に乗ってきましたが、現在は会津のキャラクターとして定着しつつあるようですね。去年の夏の運転からこの赤べぇ塗装の481系によるあいづ号が運転されるようになりましたが、一度は乗ろうと思ったもののなかなか予定が立ちませんでした。
大宮駅に到着したのは朝の7時半過ぎ。あいづ号が到着するまでの間、行きかう列車を眺めながら時を過ごしました。この時間帯はスカ色115系による快速列車や伊豆急下田へ向かうスーパービュー踊り子号、それに日光号などバラエティに富んだ車両が行きかうので、ファンにとっては楽しいひと時ですね。その中に混じってこれらの車両を撮っているうちに、いよいよお目当てのあいづ号がやってきました。
大宮駅に到着した特急あいづ号
赤い車両に描かれた赤べぇが何ともユーモラスですが、赤い車体ということで、かつて長崎本線で走っていた赤いかもめを思い出しました。90年代初頭、JR九州の481系はそれまでの国鉄色からJR九州のコーポレートカラーである赤一色に塗装変更され異彩を放ちましたが、佐世保行きみどり号にもこの赤い481系が投入され、「赤いみどり」と言われていたのは何とも奇異でしたね(^_^;)。一方、赤べぇ塗装481系ですが、こちらは車内にも赤べぇがあしらわれている座席の背のカバーがかけられ、車内にいるだけで会津に来た雰囲気を感じさせてくれます。
大宮を出てすぐにアナウンスが流れ、本日は指定席は全て売り切れとのこと。しかし私が乗った車両の乗車率は5割程度といったところでした。宇都宮以北で乗り込んだんでしょうかね?
あいづ号は利根川を渡り、関東平野を快調に走り続けましたが、大宮を出て40分ほど、小山駅に到着しました。まだまだ乗り続けたいところでしたが、列車から降りたときは後ろ髪を引かれる思いでしたね。
小山駅に到着
今日はわずか一区間の乗車でした。次回は会津若松まで乗り通したいですね。
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