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2007.10.23

話題てんこ盛りの上州路~ぐんまの中小私鉄フェア

 おととい出かけたイベントですが、ようやく画像の整理がついたので書くことにします。

 当初は昼前後に大胡に到着し、デハ101系に乗りつつ帰ろうとおもっていたんですが、急遽実家のある岩槻に行かなければいけなくなったのと、すんなり高崎線のE231系に揺られるのもつまらないと思い、何かネタはないかと探していました。すると、上野と水上を結ぶ臨時快速列車「EL&SL奥利根号」という列車が目に留まりました。この列車は6年前のゴールデンウィークに乗ったことがあるんですが、数日前に大宮駅の指定券券売機で検索したらまだ空席があったので、指定券を抑えてしまいました。

 日曜日の朝、大宮駅8番線ホームで待っていると、上野寄りから機関車に牽引された「EL&SL奥利根号」到着しました。客車は12系。今ではほとんど乗る機会がなくなってしまいましたが、10年ちょっと前までは急行列車などで広く使われ、何度か夜を明かしたこともありました。普段電車に乗り慣れてしまった身にとっては、これから汽車旅をするんだという雰囲気を味合わせてくれる客車が新鮮に感じますね。そんなことを思いながら、手持ちの指定券に記された座席に着席すると、列車は定刻の8時27分に発車しました。乗車率は6割前後といったところで、私のいる席のボックスには誰もいませんでした。

 上尾、熊谷と主要な駅に停車しながら北上し続けます。意外とスピードが出てたのには驚きでしたが、電車とは違う客車列車の走るジョイント音はやはりいいもんですね。

 こうして9時41分、列車は高崎駅に到着しました。ここで電気機関車のEF60から蒸気機関車のD51に付け替えます。機関車の付け替え作業を見ようと、乗客やギャラリーがホームに集まってきました。やはりSLは人気者ですね。これまで牽引してきたEF60が客車から離れたのと引き換えに、水上まで牽引するD51がこちらに近づいてきたときには、我先にカメラを構えて撮影をしていました。

Ef6019takasaki
高崎でお役御免のEF60

D51498_takasaki
この日も人気者だったD51498

 連結作業が済み、9時56分にSLの汽笛を鳴らすと、列車は高崎駅を発車しました。途中、汽笛が鳴るとやはり蒸気機関車が牽引する列車に乗っているんだなぁとわかりましたが、普段電車に乗り慣れている者にとっては、SLが牽引する列車は新鮮ですね。しかしSLの旅も次の新前橋まで。到着すると、後ろ髪を引かれる思いで列車を後にしました。

 5分ほどの待ち時間で今度は両毛線に乗り換え。前橋駅から上毛電鉄の中央前橋駅まで歩いて移動しました。10分ほどで到着しましたが、以前は古めかしい駅舎だった中央前橋駅も現在は明るい雰囲気の駅舎に変わりました。時刻表を見るとすぐに西桐生行き電車が発車するとのことで、改札で1日乗車券と硬券入場券を買い、いそいそと乗り込むと電車は発車しました。

 上毛電鉄といえば、元京王井の頭線の3000系が現在700系として活躍していますが、ほとんど井の頭線で走っていた頃の姿のままで走っているので、懐かしく感じますね。最も現在も井の頭線ではこの3000系が多少の車体更新をしているものの現在も元気で走っているので、まだまだ本家ではその姿を見ることが出来そうです。

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新しくなった中央前橋駅

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現在の主力車両・700系

 途中の無人駅で自転車を抱えた若者が乗り込んできました。自転車を電車の車内に持ち込むといえばつい先日乗った養老鉄道が思い出されますが、地方私鉄では定番のサービスといったところでしょうか。

 電車はイベント会場の最寄である大胡に到着しました。駅の隣にある電車庫の中がイベントの会場で、さっそく駅を出てそちらへ向かいました。車庫には700系が数編成展示され、すでに大勢のお客さんがカメラを向けていました。井の頭線では先頭車にいろいろな色を塗り分けるなど派手な装いで走っていましたが、ここ上毛でもそれは引き継がれています。

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電車庫で公開された700系電車

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「富士見ヶ丘」の方向幕も(笑)

 電車庫を一回りし、ひとまずこの場を離れ大胡駅へ戻りました。今度は古豪デハ101型に乗車します。この車両は今から9年前、通信関係のオフ会が行われた際に団体列車で乗ったことがありましたが、今回はそれ以来の乗車でした。

 11時半過ぎ、西桐生方面から茶色の1両の電車が近づいてきました。さっそく乗り込もうとしましたが、車内は超満員でやっとの思いで乗り込むことが出来ました。レトロチックな吊り広告と扉の上部にあるホーロー引きの沿線案内に見入っているうちに、下車駅である江木に到着。ここでデハ101型とは一旦お別れです。

Deha101_oogoapproach
大胡駅に接近するデハ101系

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江木に到着した超満員のデハ101型

 券売機のない江木駅で硬券入場券を記念に買い求め、次の中央前橋行きで二つ先の赤坂へ向かいここから再びデハ101型に乗り込みました。今度もやはり満員で、何とか車内に入り込むことが出来ましたが、わずか1両とあってはこれも仕方がないところですね。

 再び大胡駅に到着し、再度イベント会場である電車庫を訪れて、展示されている車両の撮影をしてきました。今度は先ほど乗車したデハ101型もそろい、これで上毛電鉄の顔が全て揃ったことになりました。

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多くの人で賑わったイベント会場

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デハ101型も加わり、これで勢ぞろい

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電車庫でしばし休憩のデハ101型

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側線で留置中のデハ104型

Deha104model
こんな電車も会場内を走っていました。

 前日は海老名で大混雑のイベントを見せられ、涙を飲んだ形となりましたが、ここでは行列もなくのんびりとした空気の中、楽しむことができました。

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  ・頑張るぐんまの中小私鉄フェア2007@上毛電鉄に行ってきました (Kaz-T様)

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コメント

こんばんは。遅くなりましたが先日は、お疲れ様でした。

群馬県の3中小地鉄共催で開催されたこのイベント、上毛電鉄が舞台でしたが、デハ101が走るとあって多くの人が訪れて盛況であったかと思います。

しかし、デハ711で「富士見ヶ丘」という方向幕まで出していたとは、おそらくこの時間帯はデハ101に乗車するため中央前橋から西桐生へ移動中でしたので、全くもって知りませんでした。この調子ですと「急行 吉祥寺」などといった表示も出ていたのかもしれませんし、それこそ元京王3000系のその昔の方向幕「吉祥寺 渋谷」なんていうのもあったのかもしれませんね。

また、どこかでお会いしましたときは、よろしくお願いいたします。

投稿: Kaz-T | 2007.10.26 00:19

 こんばんは。コメントありがとうございます。

 画像で紹介した「富士見ヶ丘」の方向幕ですが、11時過ぎに大胡に到着し会場に到着したときに出ていました。これを見たときには正直驚かされましたが、まさかこんな方向幕が出ようとは思いもよりませんでしたね。

 それでは・・・。

投稿: mattoh | 2007.10.27 20:19

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