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2007.12.13

新旧特急車両乗り比べ~長野電鉄

 先日の日曜日の続きです。小諸からはしなの鉄道に乗り換えます。思えば今年でまる10年なんですね。まだJRだった頃は18きっぷを片手に行き来した信越本線ですが、峠のシェルパと呼ばれたEF63に牽引されて碓氷峠を越えたのがまだ記憶に残っています。しかし現在しなの鉄道で活躍しているのは、当時信越本線で走っていたのと同じ115系。塗装は赤地に変わりましたが、汽車旅の雰囲気は当時とさほど変わりません。

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115系を使用しているしなの鉄道(小諸駅)

 一旦上田で下車し、次の列車で長野に到着したのは11時ちょうどでした。構内には、名古屋行きの特急しなの号や天竜峡行き快速みすず号が出発のときを待っていました。そのみすず号、去年ここ長野から乗車したときはJR東日本の115系が使用されていましたが、今回はJR東海の313系でした。運用が変わったんでしょうかね?

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名古屋へ向けて準備万端の383系しなの号(長野駅)

 一通り構内を観察し終わったら、改札を出てそのまま長野電鉄の乗り場へと向かいました。この日は駅構内でイベントが行われているとのことで、改札前のコンコースでは野菜や長電のグッズ販売が行われていましたが、まずは朝陽までの乗車券を買って改札を通り抜けました。ホームには、今回の目当てであるゆけむり号1000系が停車していましたが、ここでは特にイベントらしいものはやっておらず、いささか拍子抜けでした。これから乗車するのは11時55分発の須坂行きですが、まだ40分ほど時間があったので、一旦改札を出て昼ごはんを食べることにしました。

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地下にホームがある長電の長野駅

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長野駅のホームで休憩中の1000系「ゆけむり」

 ほどほどの時間なので駅周辺の店を探したところ、おそば屋さんがあったのでこちらへ入りました。以前だったら丼物とのセットなんて選んでたんですが、食事の量を減らしている今となってはシンプルなざるで十分でした。これだったら財布にもやさしいですしねぇ(^^)。

 こうして腹ごなしも終わり、再び長電の乗り場へと戻りました。ちょうど改札が始まったところで、さっそくホームへ降りていきました。これから乗る11時55分発須坂行きは、2000系が使用された各停の運用なんですが、ゆけむり入線後2000系は主に朝夕の特急運用がメインとなり昼間の運用はかなり限られてしまいました。今回の長野行きを計画する際、夕方走る運用も考えたんですが、そうすると長野を午後6時台に出ることになりかなり遅くなってしまうことから、昼間の各停に乗ることにした次第です。もっとも、長野新幹線に乗れば一気に帰れるんですけどね。

 そんな2000系ですが、今年に入ってから昔活躍したマルーンや赤とベージュのツートンに塗られた「りんごカラー」と呼ばれる塗装に変わりました。今回2000系に乗車するのは、この11時55分発のみだったので、どの編成が当たるか興味津々でしたが、やってきたのはりんごカラーでした。このカラーを見るのはもちろん今回が初めてでしたが、元々丸っこい先頭車を持つ2000系とあって、なかなか可愛らしい塗り分けでした。

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古い特急車両「2000系」(長野駅)

 一通りカメラで写しているうちに発車時刻が近づいたので、慌てて乗り込むと、電車は定刻の11時55分、長野駅を発車しました。ここから善光寺下までの区間は地下になっており、まるで地下鉄に乗っているようでした。近年北陸鉄道の金沢駅が地下化されたためにここだけというわけではなくなりましたが、地下鉄化が昭和52年のことですから、30年近くが経過するんですね。それと長電といえば、OSカーや2000系といった大手私鉄にも匹敵するような車両を作っているんですが、さすがに近年は東急から車両を購入するなど自社独自の車両開発はやってないようですね。

 本郷の手前で地上へ出てくると、3つ先の駅が信濃吉田。ここは去年の8月、信越本線の北長野駅から歩いてやってきた駅ですが、駅前に大きなマンションが建設中で様子が一変していました。1年ちょっとも経つといろいろと変化もあるもんですね。そんな駅前の様子を車内から眺めているうちに電車は朝陽に到着。ここで下車することにしました。
 
 朝陽駅から須坂寄りに線路に沿って歩くこと5分ほど、大きくカーブする箇所があったので、ここで最近手に入れた一眼レフのカメラを使ってみました。小雨交じりの肌寒い中、長野方面からゆけむり号が通り抜けていきました。その後、須坂方面からやってきた3500系を写し、再び朝陽駅に戻ります。

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朝陽駅近辺で写した画像

 木造駅舎のこの駅、なかなかいい味を出してましたね。窓口では硬券入場券もあったので、1枚記念に購入し再び電車に乗り込みました。

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風情ある平屋の駅~朝陽

 続いてやってきたのは3500系。元営団日比谷線の3000系です。この車両、日比谷線で散々乗ったんですけど、写真には収めることが出来ず悔しい思いをした苦い経験があります。一方、長電で活躍していた一編成が最近東京へ里帰りしたそうで、その車両が明後日行われる綾瀬でのイベントで公開されるとのことです。こちらのイベントは当日別件で用事が入ってしまっているため行けませんが、行かれた方のレポートをぜひ拝見したいところです。

 それにしても3500系、日比谷線の頃とほとんど変わっていないのがうれしいですね。さすがにクーラーの設備がついていたり運転台上の額部分のところに“NAGADEN”と入っているんですが、それ以外はほとんど変わりはありませんでした。昨年入線した後輩の元東急8500系も東急にいた頃と全く変わらぬ様相で走らせているのはなんともありがたい限りです。

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元日比谷線3000系がベースの3500系(柳原駅)

 そのまま乗り続けたいものの、2つ先の柳原で下車。ここでも行き交う列車の写真を撮ることにしたんですが、イマイチいいアングルが見つからずうまく撮れませんでした。ただここも先ほどの朝陽同様、平屋の木造でした。

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こちらもいいムード~柳原駅

 ここは残念ながら駅員さんが先を外してしまったため入場券が買えず、次の電車で後にしました。今度は8500系。この車両は今も東急で活躍しており、東武の春日部駅でも見かける車両ですが、運転台のところにローレル賞のエンブレムが今も残っており、往時の姿をとどめていました。電車は千曲川にかかる道路と併用の鉄橋を渡り、須坂市内へ入ってくると、すぐに終着の須坂駅に到着しました。

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これからの主力~8500系(須坂)

 改札へ向かう前に、構内で休憩中の車両を写真に収めます。去年の8月に訪れたときはまだ営業運転に着く前の1000系がいましたが、今回は3500系と8500系がメインで、2000系は先ほど乗ったりんごカラーと車庫の置くにいたマルーン塗装がいました。

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(上下とも)須坂駅の様子

 この後いよいよゆけむり号に初乗車です。まずは券売機で権堂までの乗車券と100円の特急券を購入。しばらく待合所近くで待っていたものの、何もやることがなかったのでホームへ入りあれこれ観察することにしました。ここ須坂といえば、かつて活躍したOSカーが今も留置されていますが、状態も思ったよりもよく今後の動向が気になるところです。出来れば保存して欲しい車両ですね。

 しばらくホームから構内にいる車両の様子を見ているうちに、湯田中方面からいよいよゆけむり号がやってきました。小田急で活躍していたHiSE車は、両数が短くなった他は大きく変わっておらず、はこね号に乗っているような気分でした。それにしても長電はいい買い物をしたと思いますね。元々先頭部分に展望座席を設け視界を広く取っている車両だけに、小田急の路線よりもはるかに景色に魅力のあるこの地にやってきたのは運がいいんじゃないでしょうか。HiSEはまだ小田急線内で特急運用に付いていますけど、これらの車両が続いて長電に入るのかどうか、今後注目したいところです。

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須坂駅に入線する特急ゆけむり

 須坂を出たゆけむり号は、来る時渡った千曲川の鉄橋を渡り、長野市内へと入ってきました。須坂から15分ほど、ゆけむり号は権堂に到着。私はここで降りました。

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権堂に到着した特急「ゆけむり」

 今回はマルーン色A編成には乗れなかったので、こちらも一度乗っておきたいですね。長野新幹線だと十分日帰り圏内にあるところですが、やはり運賃が高く付いてしまうのが痛いところです。高速バスだったらもう少し安く行けるんですけど、回数券でも買って通いつめようかしら・・・。

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