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2007.12.23

ツアーの仕上げは鉄道文化むら

 先週のバスツアーのトリを飾るのは、横川駅の北側に広がる鉄道文化むらであります。ここは平成11年4月のオープン以来何度か訪れていますが、貴重な鉄道車両が広大な屋外のスペースに展示されていて、好天のときにはこれらの車両をのんびりと見学することが出来ます。鉄道博物館のオープンで影が薄くなった感がありますが、屋内での展示がメインの鉄道博物館とは違った雰囲気が楽しめますね。ただ首都圏から100キロ以上も離れたところにあるので、そう頻繁に訪れると言うわけにはいかないのが難点ではありますが、ここでしか見ることが出来ない車両もいるので、それらの車両を見に行くだけでも価値があると思います。

 さて、シェルパくんから下車した我々は、さっそく園内へと入ってきました。鉄道展示館の手前には、189系の先頭車が1両ぽつんと止まっていて我々を迎えてくれました。今回はマイネ40型客車の車内を特別に見学させていただくとのことなので、ありがたく見学させてもらいました。こういった客車は本などでしか見たことがないので正直ピンと来ませんが、製造時から当時として珍しいクーラーの設備が設けられるなど、1等寝台車らしい車両だったようです。その後一度は工事用宿泊車として使われましたが、鉄道文化むら展示に際し復元されました。一方車内は寝台部分がもちろん復元されていました。

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1等寝台車「マイネ40」

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マイネ40の寝台

 続いてやってきたのは、キハ20型気動車。こちらは現役の頃に何度か乗っている車両ですし、つい一月ほど前にも島原鉄道でトロッコ列車に併結されたキハ20系に乗ったばかりでしたので、保存車両として見るのはちょっと違和感がありますね。

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一般型気動車「キハ20」

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懐かしい車内ポスターが残ってました

 その隣には、キハ35型気動車がいました。キハ35型といえばやはり私的には川越線ですね。方向幕に「川越」と表示されていましたが、電化直前まで川越線を走っていたのは彼らキハ35型でした。その中でもこの900番台はコルゲートを車体に装備した車両で、房総半島ではステンレスの車両としてデビューしました。川越線で活躍した最晩年の頃は、一般のキハ35型に混じって連結されていましたが、側面のコルゲートがそのまま残っていたので、一目でわかりましたね。

Kiha35_tetsudobunkamura0712
非電化時代の川越線を知る身としては懐かしい「キハ35-900型」

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川越線ではデフォだったドア開閉ボタン

 鉄道文化むらには、昭和30年代に製造された10系軽量客車も展示されています。これら軽量客車には現役時代乗ったことがないので、残念ながら雑誌や本などでしかわかりませんが、一般の旅客車両ナハフ11型や食堂車オシ17型、そして寝台車両オハネ12型がいずれも車内に入ることが出来、内装を見学できるのはありがたいですね。ただナハフ11やオシ17はまずまずの状態でしたが、オハネ12は寝台が落ちていたり車内に水が溜まっていたりと状態はあまり芳しくありませんでした。貴重な車両なので大事にして欲しいところですね。

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ナハフ11の車内

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この車両にも懐かしいポスターが・・・

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食堂車「オシ17」

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オシ17の車内

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オハネ12の車内

 その他鉄道文化むらには多くの機関車が展示されていて、電気機関車のみならずディーゼル機関車、そしてSLも展示されていました。“峠のシェルパ”ことEF63はもちろんのこと、関門海峡で活躍したEF30や交流区間で活躍したEF70、EF80、そしてディーゼル機関車の代表格であるDD51のトップナンバーやD51もいて、機関車の博物館といった雰囲気でした。

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個性溢れる機関車たち

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鉄道文化むらの様子

 最後は資料館で貴重な資料やビデオを鑑賞しながら、午後4時半過ぎに後にしました。こうして碓氷峠の見どころを堪能したツアーは無事に終了いたしました。

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コメント

 おはようございます。15日のバスツアーを楽しまれたようですね。横川の「鉄道文化むら」はまだ行ったことがありません。名古屋からだとさらに遠いです。

* 今回はマイネ40型客車の車内を特別に見学させていただくとのことなので、

 ベットの部分が畳になっていますね。

* その隣には、キハ35型気動車がいました。

 私は、電化直前の和歌山線で乗りました。ですから、「キハ35」といえば、和歌山線を思い浮かべます。

投稿: たべちゃん | 2007.12.29 06:43

 こんばんは。確かに名古屋からだと横川は行きづらいところかもしれませんね。細かく調べたことはありませんが、東京を経由する他、しなのに乗って長野を経由するというルートもありますが、いずれにしても乗り換えになってしまうのが面倒ですね。

 キハ35系ですが、私が学生のときに利用した川越線をはじめ八高線や相模線、それに関西では和歌山線や廃止された高砂線、加古川線などで活躍していました。ただ通勤型のロングシートがゆえに汽車旅派にとっては鬼門の車両でしたね。特に紀勢本線の新宮から亀山へ向かう列車でキハ35系とキハ58が連結されていたときは、無条件でボックスシートがあるキハ58を選んでいました。そんなキハ35系がデビューした関西本線では、天王寺と奈良を長い編成で行き来していたというのですから驚きですね。

投稿: mattoh | 2007.12.30 21:58

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