廃線区間へ~島原鉄道その3
最近滞りがちな(^_^;)、島鉄の旅。そろそろ続きを始めたいと思います。
トロッコ列車で島原外港駅に到着し待つこと5、6分ほど、加津佐行きのディーゼルカーがやってきました。これに乗って、これから原城まで移動です。車内にいたのはお年寄りや高校生、そして自分と同じような乗車目的の旅行者といった感じで、典型的なローカル線の雰囲気でした。そんなのんびりとした車内と同じように、島原半島の鄙びた風景を見ながらの旅となりました。
再び黄色いディーゼルカーに乗車(島原外港)
列車に乗っていて思ったのは、先ほどトロッコ列車で下車した深江をはじめ、その先の有家駅に駅員が配置されていたのが見えたことでした。以前は他の駅にも配置されていたのを記憶しており、当時に比べるとだいぶ合理化が進んだようですが、廃止まで駅を守り続けてもらいたいものですね。
ディーゼルカーは島原半島を南下し、目的地の原城に到着しました。本当だったら終点の加津佐まで乗りたかったところでしたが、今回は原城駅のすぐ近くにある南有馬郵便局の風景印を押印する目的があり、それから加津佐まで往復したのでは長崎空港からのフライトに間に合わなかったためでした。加津佐については’89年10月に訪問していますので、とりあえずは完乗済みとなっています。
列車から降りると、加津佐方向から諫早行きのディーゼルカーが入ってきました。その交換の様子を眺めてから、目的の南有馬郵便局へ向かい風景印を押してもらいました。原城に下車するのは今回が2回目。初めて降り立ったときには駅員がいて、記念に硬券入場券を買ったことがありましたが、現在は無人駅になってしまいました。
原城駅で交換
原城駅
加津佐寄りの踏切から
そして原城といえば、何といっても島原の乱の舞台となったところですね。ここも前回降り立ったときに訪問済みなので今回はパスしましたが、異国情緒溢れる長崎のもう一つの顔を覗かせてくれるところですね。
さて、そろそろ昼食を食べようと思いつつお店などを探しましたが、如何せんローカル線の途中駅ということでこれといって食事処のようなところがなく、近所のスーパーで済ませました。色鮮やかに調理された押し寿司を見つけたので、これを昼食としました。長崎県大村市の名物である大村寿司によく似た感じで、お値段は160円也。おかげで安く済ませることが出来ました。
この後ですが、すぐ近くのバス停から島原鉄道のバスに乗ることにしました。14時過ぎの口之津行きに乗って口之津へ。バスはこじんまりとしたバスターミナルに到着しました。ここからは小浜へ向かう予定でしたが、まだ時間があったので、すぐ近くにあった口之津駅へ行ってみました。ここも以前は有人駅だったように記憶していますが、今は駅員もおらず無人化されていました。
口之津方面行きの島鉄バス
口之津駅
ここも無人化されてしまいました
これで鉄道の旅はおしまい。ここからはバスの旅となります。
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