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2008.01.07

【1/5】常磐線を走る空港直通列車~快速エアポート常磐号

 おととい乗車した快速エアポート常磐号について書こうと思います。この年末年始、上野と成田空港を結ぶ臨時の「快速エアポート常磐号」が運転されました。その列車名の通り、上野を出ると常磐線を北上、我孫子から成田線に入り成田からそのまま成田空港へ到着するというコースを辿ります。上野からだとこれまで京成の一人勝ちといった感がありましたが、それに対向すべく登場したこの列車に乗ってみたくなりました。どんな車両が使われるのかやどんなルートを辿っていくのか、非常に興味がありましたので、おとといの土曜日に乗ってきました。

 この快速エアポート常磐号は上下2往復の運行でしたが、うち下りの運用は全車指定席で、上りは逆に全車自由席となっていました。これは定まったフライト時間に合わせて成田空港に向かう下りのお客さんに比べて、上りは到着する便の遅れなどでどの列車に乗るか定かではないことからこうした座席設定になったと思います。そこでどの列車に乗ろうか考えたところ、さすがに1号や2号は朝が早すぎますし、3号は成田は通過してしまうことから、成田に到着し全車自由席の4号に乗ることにしました。ただ1月5日はちょうど海外からの帰国真只中の日とあって、着席はおろか乗ることすらどうか心配していました。まあ座れなくても常磐線内で少しずつ下車していきそうですし、どこかで座っていけるだろうと思っていましたので、とりあえずはこの予定で行くことになりました。

 さて自宅で昼食を食べてから出かけたため、午後2時前に上野駅にやってきました。ちょうど3号の発車時刻が近かったため、発車の様子を見ることにしました。列車の発車する13番線ホームにやってくると、カシオペアや北斗星、それに各方面への寝台特急の愛称が付いた乗車案内板が頭上に吊るされていました。これも上野駅では定番ですね。特に13番線ホームは夜行列車を初めとする長距離列車の乗り場となっているので、ここから旅立ちたくなる気分になりますね。

寝台列車乗車案内@上野'08.1.5
上野駅13番線ホームに吊るされている寝台列車の乗車位置

 そんな様子を見ているうちに、大宮寄りから国鉄色の183系が入線して来ました。183系は去年末に中央ライナーで乗ってきたばかりですが、ホリデー快速でもお馴染みの車両ですね。先頭の愛称表示のところにはステッカーながら特製のヘッドマークも取り付けられていました。一方、すでに海外旅行のシーズンから外れているせいか、乗っていたのはこの列車目当ての乗客ばかりで3割にも満たないくらい。その様子を見届けて13番ホームを後にしました。

183系@上野'08.1.5
発車を待つ「快速エアポート常磐3号」

快速エアポート常磐種別幕'08.1.5
方向幕のところに貼られた列車名入りのステッカー

 その後は秋葉原に立ち寄り、総武線で錦糸町から快速エアポート成田に乗り換えて成田までやってきました。20分ほどの待ち時間がありましたが、乗り場となった2番ホームに来て見ると、ホームの中間あたりには長い列が出来ていました。しかしその列は、快速エアポート常磐号が到着する前に発車する千葉行き普通列車に乗るための列で、千葉行きには半分以上が乗ってしまいました。

 そんな中、成田空港からの快速エアポート常磐4号が到着。果たしてどれくらいの混雑なのか心配していましたが、全くの杞憂でした。乗れないばかりか空席が目立つ状態で、場所によっては横並びの2列席がまるまる空いているところもありました。その一席に腰掛けると、列車は成田を後にしました。これだったら缶ビールの一杯でも買っておけばよかったですねぇcoldsweats01

快速エアポート常磐乗車位置@成田'08.1.5
成田から乗車

 ところが、成田線内に入り最初の下総松崎駅でさっそく反対列車との交換で停車、その後も小林、布佐、東我孫子の各駅でも列車交換のため数分間停車しました。特に東我孫子では13分間も停車したため、我孫子に到着したのは成田を出てちょうど1時間が経った17時53分でした。単線区間の成田線内ではどうしても交換列車との行き違いが行われるのでこれはある程度致し方のないところですが、それにしてもちょっと掛かり過ぎな感がありますね。

 しかし我孫子を過ぎて常磐線内に入ると、それまでのゆっくりとした走りとは打って変わり特急列車並みのスピードで快走しました。それと共に常磐線内から乗車する乗客も増え、北千住に到着したときにはそこそこ座席が埋まっていましたが、これは何とも皮肉な感じでしたね。


183系@上野'08.1.5-2
この日2度目の上野駅に到着

 こうして18時29分、終着の上野駅に到着しましたが、改めて他の列車を確認したところ、我孫子から成田や空港第2ビルまでの所要時間は、下りの1号と3号ではそれぞれ1時間6分、1時間14分、そして上りの2号と4号はそれぞれ34分、1時間2分となっていて、2号を除けば1時間以上も掛けて成田線を走り抜けるダイヤになっていました。成田空港から柏や松戸方面への直通バスがおよそ1時間40分ほどかかっていることを考えると、運賃だけで乗れるこの列車は比較的検討していると言えそうですね。成田空港から乗車したお客さんにはアンケートも行われたようですが、果たして再登場があるのか気になるところです。

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# 記事の内容の修正、および画像の差し替えを行いました(14.8.22)

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» 臨時快速「エアポート常磐」を撮影する [kqtrain.net(blog)]
 以前のエントリでもお伝えしていた年末年始運転の臨時快速「エアポート常磐」ですが、ようやく1/6に撮影しに行くことが出来ました。  自宅を出るのが遅れたことから上野発の「エアポート常磐3号」に間に合わず、総武線・成田線回りで成田駅まで向かい、成田駅で成田空港発の「エアポート常磐4号」を待つことにしました。... [続きを読む]

受信: 2008.01.07 22:37

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