« 予讃線大浦駅のお立ち台 | トップページ | スマイルトレイン »

2008.04.25

四国鉄道文化館を訪問する

 昨日に続き、先日の旅について書いていきます。大浦から再び各駅停車に乗り込みます。予讃線は単線とあって下り列車と交換待ちをすることが度々ありましたが、その度列車から降りては足腰を伸ばしながら時を過ごしました。そんなのんびりとした旅を続けながら16時36分、次の目的地である伊予西条に到着しました。

さっそく目的の四国鉄道文化館へ向かいます。すると、駅のすぐ隣に真新しい建物が並ぶエリアを見つけました。ここは「鉄道歴史パーク in SAIJO」と呼ばれる施設で、敷地内には四国鉄道文化館と十河信二記念館、そして観光交流センターの3つの建物から成り立っています。まずは十河信二記念館から入ることにしました。

 十河信二氏といえば、何といっても東海道新幹線の建設に尽力した元国鉄総裁ですね。 4年前、東海道新幹線建設に関わった人たちの人間模様を扱ったドラマが放映され、番組の中で十河氏が登場しましたが、予想以上の建設費用の膨大化により資金調達に苦労した姿が伺えました。そんな十河氏ですが、西条市のお隣の新居浜市が出身で、氏にまつわる数々の遺品や資料がここに展示されています。

Sogoshinjimonment
十河信二記念館と四国鉄道文化館の間に鎮座する氏の銅像

 続いて、すぐお隣にある四国鉄道文化館を見学しました。こちらには、0系や四国で長らく活躍したDF50型ディーゼル機関車が室内に展示されていました。新幹線がない四国で0系が展示されているのは違和感を感じるところですが、やはり新幹線の生みの親である十河氏のふるさとということで、この地に置かれたところでしょうね。室内に展示されているため現役の姿に比べれば多少短くカットされていますが、車内に入ることも出来、現役時代使用されていた座席に腰をかけると、往時の姿を偲ぶことができます。

Sikokurailwaymuseum
四国鉄道文化館

Type0_sikokurailwaymuseum
館内に展示されている0系

Type0acomo_shikokurailwaymuseum
車内の様子も見ることが出来ます

 一方、お隣にいるDF50のトップナンバーですが、昭和30年代に四国内に投入され、それまで活躍していた蒸気機関車に取って代わることとなりました。この結果、全国でもいち早く無煙化が進められることになりましたが、残念ながら現役で活躍している姿は写真でしか見たことがありません。四国の鉄道の発展に貢献した機関車ですので、ここに展示されるのにふさわしい車両といえますね。

Df50_shikokurailwaymuseum
四国の無煙化に貢献したDF50

Type0df50_shikokurailwaymuseum_2
展望スペースから館内を見渡す

 施設そのものは去年11月にオープンしたばかりなのでまだ新しいですが、如何せん資料の数が少なく、見ごたえに欠けてしまうのは致し方のないところですね。せっかく四国の鉄道をテーマにした博物館ができただけに、更なる資料の充実に期待したいところです。

 こうして一通り見終えた後、再び十河信二資料館に向かい、おみやげの絵はがきを買ってから伊予西条駅に戻ってきました。この後は一気に坂出まで行ってしまおうと、次の特急列車に乗ることにしました。17時26分発のいしづち26号の自由席に余裕で着席、徐々に日が暮れていく中、一路坂出を目指します。下り列車の遅れが発生したこともあり、数分遅れで到着した宇多津駅で、先頭に連結されていたしおかぜ26号岡山行きが切り離されました。わずか3両という短い編成になったいしづち号は続く坂出に到着しました。

8502
高松行きいしづち26号(伊予三島)

|

« 予讃線大浦駅のお立ち台 | トップページ | スマイルトレイン »

鉄道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/912/40991696

この記事へのトラックバック一覧です: 四国鉄道文化館を訪問する:

« 予讃線大浦駅のお立ち台 | トップページ | スマイルトレイン »