プレイバック1998年~春の18きっぷ紀行その1
10年前を振り返る企画、今回は春季の18きっぷを使った旅について書くことにします。1回目は北陸方面へ1泊2日で旅したときのことで、目的は北陸鉄道石川線の完乗でした。
このときの行程をざっと紹介すると、上越線からほくほく線を経由し、北陸本線で金沢までという内容でした。ほくほく線は前年の1997年春に開業したばかりで、それまで北陸方面へ18きっぷで旅していたときに主に使っていた信越本線の碓氷峠越えのコースからこちらを経由するコースに変わって間もない時期でした。おかげでほくほく線区間は別料金を払わざるを得ない事態になってしまい、18きっぷをよく使う利用者にとってはちょっと辛くなってしまいましたね。これは今も変わらない状況ですが、最近はどうせ運賃を払うんだったらということで、この区間は特急料金を足して一気に通り過ぎてしまうことが多くなりました。
清水トンネルを越えると、一面銀世界の雪国へと変わりました。越後中里駅には、583系を使用したシュプール号が停車していました。

583系使用のシュプール号(越後中里)
越後湯沢を過ぎ、六日町の手前にある上越国際スキー場前駅で途中下車しました。文字通り、上越国際スキー場が目の前にある駅で、前年暮れに開業したばかりでした。当時はスキーシーズンのみ営業の臨時駅でしたが、現在は通年営業に変わっています。

臨時駅として開設された上越国際スキー場前駅

現在は常設駅になりました
なお、JRでは一番長い駅名になっています。
列車を乗り継ぎ、金沢で一泊した翌日の朝、いよいよ目的の石川線に乗り込みます。野町と加賀一の宮を結ぶローカル私鉄ですが、両端の駅はJR線とは接続せず、唯一途中の新西金沢駅で北陸本線と接続しています。線内で走るのは、東急からやってきた7000系ですが、中間車を先頭車化したため、ノッペリとした運転台を持つ電車でした。

東急からやってきた石川線の車両
電車は金沢の市内を抜け、次第にのんびりとした沿線に変わると、終点の加賀一の宮に到着しました。以前はこの先の白山下まで金名線が伸びていたそうですが、災害により橋が壊れたため、そのまま廃止となってしまいました。なかなか風格のある駅舎でしたが、当時すでに無人駅になってしまい、何とも寂しい風景でした。

加賀一の宮駅
帰路は途中の鶴来で途中下車。こちらも駅舎はなかなか味わいのある駅舎でしたが、ここは駅員が設置されていて、硬券入場券を手に入れることが出来ました

鶴来駅
無事この旅のミッションを終え、金沢から帰路につきました。途中、特急雷鳥号に乗ったところ、ボンネットタイプの489系が使用されていました。雷鳥号については、2011年までに683系をベースとした新車を投入することになっていて、国鉄型で走る姿はあと2,3年ですが、雷鳥がデザインされたヘッドマークは今も健在ですね。

雷鳥のヘッドマークは今も健在
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