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2008.07.08

篠ノ井線のスイッチバック体験~スイッチバック街道惜別羽尾号乗車

 土曜日のことをそろそろ書いておきたいと思っていたら、昨日は仕事が終わってから外出をしてしまったため書くことが出来ませんでした。そんなわけで、今日からぼちぼち始めさせていただきます。

 件の病気以降、なかなか遠出をすることが出来ませんでしたが、久しぶりに遠出をしたくなってしまいました。それは篠ノ井線で「スイッチバック街道惜別羽尾号」という列車が週末に運転されるとのことで、ぜひともこれに乗りたいと思ったことによるものであります。篠ノ井線の篠ノ井から聖高原までの区間には、桑ノ原信号所、姨捨駅、そして羽尾信号所の3ヶ所のスイッチバックが点在していて、そのうちの羽尾信号所については今年3月のダイヤ改正で使用停止となりました。その後信号所自体の廃止が決定したことから、定期列車では体験することが出来ないこれら3ヶ所のスイッチバックを一気に体験してもらおうと運転されたのがこの列車でした。

 当日は熊谷から長野新幹線に乗車、そのまま長野まで乗らず、途中の軽井沢からしなの鉄道に乗り換えて篠ノ井までやってきました。50分ほど待った10時半頃、長野方面からスカ色の列車がホームに近づいてきました。

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篠ノ井駅に入線する「スイッチバック街道惜別羽尾号」

 先頭にはかつて郵便車両として活躍したクモユニ143形が2両、そして後方には豊田区の115系という編成で、両端には特製のヘッドマークも取り付けられていましたが、長野から乗ってきた乗客で混み合っていて、さながら通勤ラッシュ並みの車内でした。

 そんな状況で10時32分に列車は篠ノ井駅を発車、稲荷山を過ぎてしばらくすると次第に速度を遅め、最初のスイッチバックである桑ノ原信号所に到着しました。文字通り信号所なので乗客が乗ったり降りたりすることは出来ず、我々は車内でスイッチバックする様子を体験することになりますが、列車は再び引込線で停車し、再び向きを変えて走り出しました。

 やがて車窓には善光寺平が眼下に広がってきました。このあたりは何時来ても雄大な景色を堪能することが出来るので、どうしても車窓に目が行きますね。夜になれば夜景も楽しめそうですが、一度日が暮れてからこの区間を通過したときは眠ってしまったのか気がつかずに通過してしまいました(T_T)。

 こうして列車は再び引込線に入ると向きを変え、姨捨駅に到着しました。ここでは1時間ほど停車するため、ホームから眼下に広がる善光寺平を堪能しました。

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姨捨駅

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姨捨駅から善光寺平をのぞむ

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姨捨駅に停車中の列車

 一方、駅舎の方に目をやると、各種鉄道グッズや駅弁の販売が行われ、いずれのブースにも長い行列が出来ました。普段は静かな無人駅と思われますが、このときばかりは警備員も登場するなど、何とも物々しい状況でしたね。そんな私も記念乗車券の列に並び記念乗車券を購入。一方記念プレートや駅弁はすぐに売り切れとなりました。

 あっという間に時間が過ぎ、列車は11時44分に発車しました。この後、いよいよこの列車のクライマックスである羽尾信号所へと入ってきます。といっても、桑ノ原信号所と同様、スイッチバックを行ったり来たりしながら進むだけですが、ここでは通過列車の関係で10分ほど停車したため、立ったままその場にいなければなりませんでした。通勤ラッシュ常態の車内で立ったまま過ごすのは何ともしんどかったですね(T_T)。景色も思ったほどではなかったため、時が過ぎるのを待つといった状態でした。

 ようやく動き出したものの、あっけなくスイッチバックを通り抜けた列車は12時7分、終点の聖高原駅に到着しました。

 この後、折り返しまでの間、先頭に連結されたクモユニ143形の車内見学会が行われました。事業用車両の車内はこうしたイベントでもなければなかなか見ることが出来ませんが、特に鉄道による郵便輸送を行っていない現在では、こうした郵便車両を見ることは滅多にありませんから、ここは見学してきました。車内には郵便物を仕分けする棚が設けられていて、鉄道郵便が盛んだった頃の様子を伺うことができました。

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スイッチバック街道惜別羽尾号のヘッドマーク

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クモユニ143形の車内に残る郵便受け

 帰りは定期の普通列車で長野へ戻る予定でしたので、折り返しはここで見送ることにしました。駅から長野方向に歩いて10分くらいの踏切近くで、列車の走り去る様子を見送りました。

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長野へ向けて走り去る惜別羽尾号

 全国的に数が少なくなりつつあるスイッチバックも、あの有名な箱根登山鉄道では健在で、まだまだ見ることが出来ますね。ただスイッチバックは実際に列車に乗って体験することでそのダイナミックさを味わえるため、画像や文章などではなかなかうまく表現できません。動画でもやれば多少は伝わってくるところでしょうが、ここはぜひ現地へ赴いて体験していただきたいところであります。

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