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2008.07.20

世田谷文学館「宮脇俊三と鉄道紀行展」を見学する

 今日は先週同様、早朝からカメラを片手にあちこち歩き回っていました。最初は先週と同じ東北本線東大宮駅界隈に出没し、485系1500番台の快速「フェアーウェイ」や貨物列車などを撮影、その後は一気に熊谷まで移動し、秩父鉄道の大麻生駅付近でSL列車などを撮影してきましたが、如何せん暑いことで有名な熊谷界隈ということで、11時前には退散してしまいました。若い頃だったら1日中出かけていても何ともないんでしょうけど、やっぱり年齢から来る衰えというものはいかんともしがたいものがあるようですね。おまけに今日は目当てのものが撮影できなかったり、シャッターを切るタイミングがずれてしまったりと失敗が多く、何とも不満の残る1日となってしまいました(T_T)。それについては、追々書いていくとして、今回は昨日見学してきた世田谷文学館で開催中の宮脇俊三関連の企画展について書こうと思います。

 以前こちらでも紹介した企画展ですが、開催されている世田谷文学館はこれまで興味のあるテーマで企画展が行われたため、これまで何度か足を運んだことがあります。今回の企画展にすでに訪ねたという知人の話では、内容の充実ぶりに滞在時間も過ぎていってしまうほどとのことでした。実は氏の作品を読むようになったきっかけというのが今ひとつはっきりしませんで、いつの間にか自宅には新潮文庫版の氏の作品が並んでいたという状況だったりしますが、汽車旅の魅力を教えてくれたことには変わりはないわけでして、今回の企画展は行く前から期待をしていました。

 さて、最寄り駅となっている芦花公園の駅前に降り立ってみると、すっかり変わってしまった駅前にただ驚いてしまいました。以前は閑静な住宅街が広がる駅周辺というのがここの印象でしたが、駅のまん前にどんと聳え立つように出来た大型ショッピングセンターがその変貌振りを現していました。もちろん最後に降り立った4年前と比べれば町の様子が変わってしまうことは決してない話ではないわけで、どこにでもありえる話ではありますが、そんなショッピングセンターを横目に歩くこと10分足らずで目的地の世田谷文学館に到着しました。

 さっそく企画展が行われている2階フロアへと向かいます。宮脇氏にまつわる多くの資料が並ぶ中、やはり目が行くのは、「時刻表2万キロ」で記した白地図の上になぞられた路線図や「最長片道切符の旅」で使用された最長片道きっぷの現物、それに旅先で使用した数冊にものぼるメモ帳でした。特に最長片道きっぷは文庫版をはじめいろいろなところで現物の写真が紹介されていますが、もちろんナマでこのきっぷを見るのは今回が初めてで、券面いっぱいに押された下車印がその旅のスケールの大きさを物語っています。私自身、ここまでスケールの大きなものではありませんが、長崎から稚内までという乗車券を買い、数日かけて稚内まで旅したことがあります。もちろん学生のときで、実はこのとき生まれて初めて北海道に足を踏み入れたわけですが、券面には多くの駅で押された下車印が多く残されています。もちろん最長片道きっぷはそれ以上押されており、とても足元には及びません(^_^;)。

 列車に乗らずとも汽車旅の醍醐味を教えてくれる氏の作品ですが、氏の作品に触れたことがある人でも新たな発見が出来る面白い企画展でした。9月中旬まで行われているので、もう一度訪ねてみたいところです。

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  ・an_doughnut様

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鉄道」カテゴリの記事

コメント

mattohさん、こんにちは。
この記事を見て、先日世田谷文学館を見学してきました。確かに興味深い展示でした。最長片道切符はもちろんですが、他のメモ類も貴重でした。
鉄道とは関係ありませんが、北杜夫さんのマブゼ共和国のお札も面白かったですね。作家になる前の活躍ぶりもわかって、宮脇氏の作品を一度でも読んだ方にはお勧めの展示会ですね。

投稿: 鉄と馬 | 2008.08.03 10:33

 こんばんは。コメントありがとうございます。

 宮脇俊三の著書に親しんだ身にとっては、大変興味深い企画展ですね。実は今、手持ちにある「時刻表2万キロ」を出してきて読んでいるところですが、書かれてからすでに30年が経過しているにもかかわらず、大変興味深く読んでいます。「片道最長切符の旅」共々、汽車旅の醍醐味を堪能できる作品と言えますね。

投稿: mattoh | 2008.08.04 22:08

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