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2009.07.16

阪神なんば線&やまぎんレトロラインの旅その11~みすゞ潮騒号でサンセット体験

 今回の旅一番の目的だったやまぎんレトロラインに無事乗ることができ、これで後は帰るだけとなりましたが、小倉を20時36分に発車するひかりレールスター586号まではだいぶ時間がありました。下関周辺をブラブラするのもアリなんですが、山陰本線を走る「みすゞ潮騒号」という列車があることを思い出しました。列車名は言うまでもなく山口県が生んだ童謡詩人の金子みすゞから来ていますが、時刻表を見ると夕方に滝部まで一往復する運用がありました。しかも往復すれば下関には午後7時過ぎに戻ってくることができるので、新幹線までの時間つぶしにはちょうどいいですね。

 さっそく下関駅のみどりの窓口で指定席の有無を確認したところ、十分席があるとのことで、4号を抑えました。これで準備が整い、改札を抜けてホームへと上がり、行きかう列車の様子をしばらく観察しました。下関といえば以前はブルトレや貨物列車が関門海峡専用の機関車に付け替えられるシーンが思い出されますが、あいにくこのときは貨物列車はおらず、代わりにJR九州の411系やJR西日本の117系が停まっていました。その中でも117系は京阪神地区で新快速として走っていた頃のカラーで、どこか懐かしく感じましたね。

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新快速が懐かしい117系(下関駅:'09年5月9日)

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JR化直後と変わらず活躍する411系(下関駅:'09年5月9日)

 そんなことをしているうちに、派手な塗装を施したキハ47系ディーゼルカーがホームに入線してきました。停車してしばらくすると、門司方向から広島色のキハ47系が近づいてきたと思うと、先に停車中のみすゞカラーの車両に連結しました。後続の広島色の車両は途中の小串で切り離されるとのことで、地元の通勤通学客にも対応しています。

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ゆっくりホームに入線するみすゞ潮騒色キハ47系(下関駅:'09年5月9日)

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後部に連結された小串止まりの一般車

 こうしてみすゞ潮騒3号は16時44分に下関を発車、私は一番後ろの広島色の編成に乗り込みました。次の停車駅の幡生からは山陰本線に入り、ローカルムードが次第に色濃くなっていきます。綾羅木、吉見、黒井村、川棚温泉という駅は学生時代に硬券入場券を買うため途中下車したことのある駅で、到着の度に当時のことが思い出されます。駅の様子とかも多少周りの変化はあるものの、当時とさほど変わっていないようですね。

 次第に民家も少なくなり、沿線有数の温泉地である川棚温泉を過ぎると、列車は小串に到着しました。ここで私が乗っている後ろ寄りの2両が切り離されるため、前方のみすゞ編成に移動。乗客のほとんどが地元の乗客でしたね。

 みすゞ潮騒3号は2両となって小串を発車しました。終点まで乗りたいところですが、滝部での折り返しは5分くらいしかないため、ひとつ手前の長門二見駅で折り返しを待つことにしました。駅は島式ホームが一面あるだけの小さな無人駅で、「二見饅頭」と書かれた看板の和菓子屋さんが一軒駅前にあるだけでしたが、駅のまん前に路線バスが1台停車していて、一緒に乗ってきた乗客を乗せてすぐに発車していきました。これといって行くようなところもなく、徐々に日も暮れ始めてきたので、ホームで列車を待つことにしました。

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長門二見駅

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夕暮れ迫るホーム

 自宅に帰ってきて気がついたことですが、実はこの駅に一度降りたことがありました。もう20年も前の話で、やはり学生時代なんですが、交換待ちでしばらく停車した際に駅前に降りたときの写真が手元に残っていました。このあたりの駅で降りた記憶は残っているんですけど、20年も経つと記憶というのは結構薄れてしまうものなんですね。

 こうして先程乗ってきたみすゞ潮騒号の車両が滝部から戻ってまいりました。

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折り返しやってきたみすゞ潮騒4号(長門二見駅:'09年5月9日)

 さっそく手持ちの指定券に示された座席に着席します。海側は大きな窓になっていて、日本海を見ながら汽車旅を楽しむことが出来るようになっています。長門二見を出て次の宇賀本郷までの間は日本海の海岸線近くに線路が通じるので、夕焼けの日本海の様子を見ることが出来ました。

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日本海に沈む夕日を車内から見る

 一方、車内の一角には売店が設置されていて、飲み物や弁当類などを販売していました。しかしこの日の乗客は自分を含めて2、3人ほどで、売店の店員さんが何とも暇そうでしたねcoldsweats01

 こうして吉見、安岡、綾羅木と下関市内に入った頃にはすっかり日も暮れ、19時4分、夕刻の下関に到着しました。

 今回乗車した夕方の一往復は夕日を見るにはぴったりな列車で、季節によって乗り分けができるようになっているのは何とも親切ですねhappy01。また日中運転される1号と2号は、長門市の先の仙崎まで運転され、青海島への観光にも対応しています。3年前に乗った瀬戸内マリンビューの兄弟列車として末永く活躍してほしいものですね。

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