名松線一部廃止へ
JR名松線の末端区間である家城と伊勢奥津間について、廃止の意向を固めていることが発表されました(詳細: JR東海ニュースリリース)。今月8日の台風18号で受けた被害が想像以上のものだそうで、復旧を目指すよりもそのまま廃止してバスによる輸送に切り替えるとのことです。
名松線は国鉄時代の’85年とJR化後の’89年の2回乗車していますが、最初のときは時間の都合で家城の一つ手前、関ノ宮で折り返してしまい、2度目のときに終点の伊勢奥津へとたどり着いています。ちなみにこの2度目の訪問は先日書いた紀州鉄道に乗ったときと同じ旅でのことでしたが、家城までは松阪の市街地といった感じだったのが、ここを過ぎると一気にローカルムードへと変わり、山奥深く入っていく様子が車内から見られました。一方、終点の伊勢奥津駅はローカル線の終着駅らしい駅舎は記憶にあるんですけど、駅周辺の様子はかすかに記憶に残っているくらいですね。
線名に入っている “名”は名張から取られていて、計画では名張まで路線が伸びる予定でしたが、ついにその夢は果たせることは出来なくなってしまいました。
終点伊勢奥津駅の構内の様子。給水塔が見えます(伊勢奥津:'89年12月30日)
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