ツーデーパス+αの旅その3~ツーデーパスが使える東京湾フェリー
ツーデーパスの旅の続きです。木更津から内房線下り列車に乗り込みます。当初は17時35分発安房鴨川行き1123Mに乗る予定でしたが、その前に17時20分発上総湊行きがあったので、こちらで先行することに。何が来るかワクワクしながら待っていると、やってきたのはさっきと同様、209系でした。途中、183系使用の大宮行き臨時快速「花摘み南房総号」と、また佐貫町では113系とそれぞれ交換があり、上総湊には17時57分に到着しました。
この日2度目の209系(上総湊:'10年2月27日)
それから8分後、1123Mがやってきました。使用されていたのは211系。結局今回の旅では113系に乗ることが出来ませんでした。ちょっと前までなら当たり前のように見ることが出来た113系もそろそろカウントダウンが始まったようですね。
こうしてすっかり暗くなった18時16分、浜金谷に到着しました。さっそく東京湾フェリーの乗り場である金谷港へ。この後、ここから東京湾フェリーで久里浜を目指します。ツーデーパスのフリー区間にこの東京湾フェリーが含まれているので、今回はぜひ利用したいと思いここまでやってきました。
ここからは何度か乗船したことがあるので、駅から10分もかからずにフェリー乗り場の建物が見えてきました。さっそくきっぷ売り場で乗船方法を確認。するとツーデーパスを見せるだけでOKとのことでした。これであとはフェリーに乗り込むだけとなり、とりあえず夕飯を食べようと店を探しましたが、フェリー乗り場はすでにどこも閉店でひっそりとしており、あるのは混雑したファミレスと回転寿司の店、それにコンビニといったところでした。しかたなくコンビニで弁当を買い、フェリー乗り場のベンチで寂しく夕食を摂りました。
30分くらい前に徒歩乗船の乗り場へとやってきましたが、周りにいたのは数人ほど。多くがマイカー利用客であることは予想していましたが、この日の最終便とはいえかなり寂しい状況でした。そんな中、船に乗り込み、19時30分の出航のときを待ちます。次第にマイカー利用客も客室内に入ってきましたが、ほとんどガラガラの状態で、空いている座席に横になっているドライバーらしき乗客もいました。ETC割引の導入のあおりを受けてフェリー会社の経営が厳しくなっていることをニュースなどで見聞していますが、そのことが如実に伝わってきましたね。
暖かい季節だったら甲板に出て海風を味わいたいところですが、この日は多少うねりがあって船が揺れていたため、久里浜港に着くまで船室内でじっとしていました。やがて久里浜の町の明かりが近づいてきて、久里浜港には20時10分に到着しました。
久里浜港に到着した東京湾フェリー
さっそく京急久里浜駅行きのバスに乗車。終点から歩いて数分のところにあるJR久里浜駅から横須賀線の列車に乗って一気に都内へと向かいました。
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