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2010.07.07

青森・函館フリーきっぷの旅その1~あけぼの号初乗車

 あけぼのに乗ってからはや一月近くになろうとしていますが、ここんとこで新しいネタが切れたので、そろそろこちらも書いておきたいと思います。先月の12日、自宅で夕食を済ませてから上野駅へとやってきたのは、午後8時半近くでした。この日の晩から2日間にわたる青森と函館の旅がスタートしますが、その最初を飾るのは寝台特急あけぼの号でした。普段は地元で撮影していて馴染みのある列車ですが、乗車となると今回が初めて。どんな旅になるのか楽しみでした。

 午後8時50分、尾久の車両基地から推進運転でやってきた青い車体がゆっくりと13番線ホームに入線してきました。この日の牽引機は1032号機。この日の朝も地元であけぼの号を撮影しましたが(こちら参照)、そのときと同じ機関車でした。

寝台特急あけぼの@上野'10.6.12-1
EF64の1032号機を先頭に発車のときを待つ「あけぼの」

寝台特急あけぼの@上野'10.6.12-2
最後部まで見ておきました

寝台特急あけぼの@上野'10.6.12-3
この日のねぐらとなったB個室に乗り込みます

 一通り列車を見て廻った後、寝台券に指定された5号車へ乗り込みます。この日の寝台はB個室。中に入ると、去年乗った北陸号のB個室とはまた違った趣でした。ベッドは線路と平行に、予め背板が折りたたまれた格好になっていて、折りたたまれた背板を広げてベッドを作るようになっています。そのせいかどうかわかりませんが、北陸のB個室に比べると幾分手狭さは否めないところですね。

B個室内部
B個室の中の様子。やはり手狭感は否めないですねcoldsweats01

 なお、おととしのはやぶさ、去年の北陸のB個室でも指摘したコンセントはこちらもありませんでした。

 こうして午後9時15分、あけぼの号はゆっくりと上野駅を発車しました。京浜東北線のE233系と併走する様子を個室の中から堪能しているうちに大宮に到着。実のところ、ここから乗るのがスジなんでしょうが、やはり始発駅から乗って少しでも長く汽車旅をしたいところでしたからねぇ。

 それにしてもこの日乗った5号車ですが、なかなかの乗車率だったようで、ざっと見た限りほぼ埋まっていた様子でした。他の車両もそこそこ乗っていた様子で、大宮駅からも乗車がありました。

 大宮を過ぎたところで寝台をセットし横になりました。熊谷を過ぎたあたりまでは記憶にあったんですが、いつしか寝入ってしまい、高崎に停車したときは完全に夢の中でした。次に目が覚めたのは列車が駅に停車しているときで、カーテン越しに外の様子を見ていたら、「長岡」の駅名が見えました。ここでこれまで引っ張ってきたEF64からEF81へ機関車を付け替えますが、ここでは客扱いを行わない運転停車のため、その様子を見ることは出来ませんでした。

 それからすぐに寝てしまったため、長岡を発車したことは全く気がつきませんで、翌朝秋田の手前あたりで目が覚めました。7時前、東京へ向かうこまち号の車両が見える秋田に到着。本音としてはここで駅弁でも買ってと行きたいところですが、ここでは停車時間もわずかでそのまま個室に留まることになります。あけぼの号が停車する秋田から終点の青森までの間は停車時間がいずれもわずなかな上、車内販売もないことから、朝食については前の晩に上野駅でパンを買っておいたんですが、かつて九州ブルトレで食堂車を利用したことのある身にとっては、給食の設備がない長距離列車にはほとんど魅力を感じることが出来なかったりします。もちろんそれが叶わないという現状は重々承知なんですけど、その点においては長距離を走る列車で魅力を感じるのは、もはや北斗星やカシオペアくらいということになるでしょうか。

 さて、秋田から青森まではまだ3時間近くもあり、到着までは引き続きブルートレインの旅を続けることになりますが、近年これだけ長く列車に乗るという機会もほとんどなくなったので、今となっては貴重な体験といえるでしょうね。途中、数分の遅れが発生したものの、大館に到着する頃には回復していました。ここ大館と言えば今から15年前に乗った小坂精錬ですね。すでにそのときは廃止が迫っていた頃で、JRの駅から離れたところから終点の小坂まで往復した記憶があります。それとここ大館といったら名物駅弁の鶏めしですね。これもそのとき食べたんですが、おいしかったことは今も忘れられません。

 秋田内陸縦貫鉄道のレールバスとそれ違った鷹ノ巣を過ぎ、列車は青森県へと入ってきました。陣場の手前にある松原トンネルを抜けると、小高い丘に大勢のギャラリーがこちらへ向けてレンズを向けていました。そういえばここは奥羽本線で随一の有名撮影地で、ここから撮影されたあけぼの号や日本海号などの写真をよく見かけます。日曜日だったこともあるかもしれませんが、かなりの人数でしたね。

お立ち台
”お立ち台”に詰め掛けた多くのギャラリー

 旧東急の弘南鉄道7000系がお出迎えする大鰐温泉を過ぎると、列車は弘前に到着。ここを発車するといよいよ終点の青森です。心配していた天気もこの日は朝から晴れていて太陽が眩しいくらいでしたが、そんな中ほぼ定刻の9時56分に終点青森駅に到着しました。

寝台特急あけぼの@青森'10.6.13-1
長旅を終えた「あけぼの」

 列車から降りたときにはひんやりとした冷気を感じ、北国に来たという実感が涌きましたが、長旅を終えたあけぼの号の様子を見るため、しばらく駅構内に留まりました。長岡から引っ張ってきたEF81はすぐに切り離され、代わりにDE10形ディーゼル機関車が客車の上野寄りに連結されました。この後は長旅を癒すべく、連結されたDE10に引っ張られて車両基地へと引き上げていきました。

DE10-1763@青森'10.6.13
DE10に牽かれて車両基地へと向かいます

EF81-136@青森'10.6.13
りんごに見守られながら・・・

 さてこの後は1時間後に発車する函館行きの特急スーパー白鳥1号に乗車しますが、ここからは別の記事で書きたいと思います。

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