【5/15】さよなら“若葉”~流鉄
馬橋にて
先週日曜日の続きです。
大宮からしもうさ号に乗って新松戸へとやってきました。流鉄沿線だと最近では南流山で降りて小金城址までのんびり歩いて移動というのが最近のパターンとなっていましたが、今回は新松戸まで行って常磐緩行線に乗り換え、馬橋へ向かいます。というのも、目的は203系だったりするんですが、来るたびに203系に遭遇する確率が下がってきていることが肌でも感じられます。結局この日出会えた203系は我孫子行きの下り1本のみでした。
203系も少なくなってきました・・・
今回は常磐緩行線が目的ではないので、ここでは手短に済ませて馬橋へと移動します。流鉄線のホームには赤い車体の流星が停まっていて、お目当ての若葉は次の様子。さっそくそちらへと向かい、券売機できっぷを購入。一方窓口では若葉のさよなら記念乗車券入場券を売っていたので、もちろんこちらも1部ゲットしてまいりました。
若葉の記念入場券をゲット!
とにかく改札付近には多くのギャラリーがいて賑やかだったため、入線の様子は跨線橋から眺めることにしました。そんな中、明るいグリーンの車体がホームに入ってきました。
この日がラストランとなった若葉
思えば、流鉄の車両の中では一番馴染みが薄い車両だったりするんですね>若葉。手持ちの流鉄の画像を見ても一番少なかったのがこの若葉でして、流山の側線で休んでいる姿を見ていた方が多かったように思いますが、2連が主流となっている現在の流鉄で、3連の3000系はなかなか乗る機会に恵まれませんでした。
その若葉には両端に“さよなら”のヘッドマークが掲出され、周辺には多くのギャラリーが撮影のため集まっていました。かく言う自分も適当に撮影を済ませ乗り込むと、若葉はゆっくりと馬橋を発車しました。
若葉に取り付けられた”さよなら”ヘッドマーク
まずはお名残乗車をと思い、流山まで一気に乗り通します。途中の小金城址で先ほど常磐緩行線のホームで見かけた流星と交換。その後ものんびりと揺られ、終点の流山に到着しました。さっそく駅周辺をブラブラしながらあれこれ撮影することに。この日は好天に恵まれ、夏を思わせるほどの陽気でしたが、そんな中待っていると馬橋まで1往復してきた若葉がやってきました。
(3枚とも)流山にて
到着し、しばらく様子を伺っていたら、運転台のところに「惜別」と書かれたプレートが出ているのに気がつきました。これは昨年引退した流星のときも同じでしたね。
こうして再び馬橋へ向けて若葉が発車していきました。
”惜別”の札を掲げて一路馬橋へ
これで概ね撮影は十分なところ。そろそろランチを食べたいところだったので、隣の平和台駅までのんびり歩いてみることにしました。ただ流山界隈での飲食はこれまであまりしたことがなく、果たしてランチできるところがあるのかわかりませんでしたが、幸い平和台の駅前にランチをやっている食堂があったので、そこで済ませることに。500円台の定食はなかなかボリュームがあってお値打ちでしたね。
ランチも済ませ、最後にもう一度だけ若葉に乗ってお名残とします。しかしこの後、鰭ヶ崎から歩いてTXの流山セントラルパーク駅に向かう予定だったため、わずか一区間のみの乗車となってしまったのが些か残念なところ。その鰭ヶ崎で若葉の見納めとなりました。
お疲れ様でした・・・
何でも最終列車の際には別の種類のプレートが取り付けられ、ファンにとっては最後まで目が離せなかったようですね。いつもながら小さい鉄道の粋な計らいには頭が下がる思いです。
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