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2011.10.03

【9/29】都営まるごときっぷで行く船の科学館

 東京お台場にある船の科学館の一部施設がリニューアルされるのに伴い、館内に展示されていた元青函連絡船の羊蹄丸が先月一杯で公開を終了しました。そこで閉館2日前の29日、お名残を兼ねて見学しに行ってまいりました。

 平日ということでついでに郵便局巡りもしたいと思ったので、都営まるごときっぷを手に入れるべく三田線の新板橋駅へ。無事購入を済ませてから出発となりましたが、さっそく次の西巣鴨で下車し、新庚申塚電停から都電に乗り換えました。途中、荒川車庫前で一服した後、再び後続の電車に乗り込んでやってきたのは荒川区役所前。ここで近くにある2つの郵便局で風景印集めをしてきました。どちらの局の風景印にも都電が描かれていて、沿線にある郵便局ならではのデザインですね。

荒川区風景印
荒川区役所前電停近くにある郵便局の風景印2題

 途中、3月の時にスカイツリーをバックに撮影した踏切を通り抜けるので、ちょっとだけ撮影してきました。今回は誰もいなかったので気兼ねすることなく過ごせましたが、何分キャパが広くないところなので、軌道内に乗り出さないようにするなど注意が必要ですね。

都電7000形@荒川車庫前'11.9.29
スカイツリーと7000形のツーショット

 そのスカイツリーを追ったわけではありませんでしたが、近くの荒川区役所前停留所から草64系統に乗り込み浅草へとやってきました。ここでランチを済ませてから定番の隅田川の川べりへ。ちょうど「ヒミコ」という水上バスが到着したところでしたが、宇宙船のスタイルは漫画家の松本零士氏によるデザインで、一度は乗船したい船ですね。

東京スカイツリー@浅草'11.9.29
スカイツリーが水上バス「ヒミコ」の到着を見届ける

 浅草からは都営浅草線乗り込み大門へ。世界貿易センタービル1階にあるバスターミナルから東京ビッグサイト行き虹01系統のバスに乗り込みます。このバスは浜松町を発車すると一旦海岸線に沿って走る道へと抜け、レインボーブリッジを越えてお台場へとやってきますが、数ある都バスの路線の中では一番景色が楽しめるところと思います。そんな景色を楽しみながらこの日一番の目的地である船の科学館へやってきました。

 さっそく館内へと向かいますが、まずは入口で入館料を購入。通常700円のところ200円になっていました。まずは南極観測船宗谷の船内を見学します。当初は貨物船として製造された船でしたが、昭和31年に観測船として改造を受け、以降6度日本と南極を往復しました。

宗谷@船の科学館'11.9.29
南極観測船宗谷。こちらは10月以降も見学可能です。

 この後、お目当ての羊蹄丸の船内へ。昔、一度この中を見学した記憶があるんですが、おそらく当時はなかったであろう「青函ワールド」というエリアが目を惹きました。ここは昭和30年代の青森駅周辺の様子を再現したところですが、「津軽」と書かれたサボが刺さった旧型客車やディーゼル機関車のDE10が展示されていたのには正直びっくりでした。

青函ワールド@船の科学館'11.9.29-1

青函ワールド@船の科学館'11.9.29-2

青函ワールド@船の科学館'11.9.29-3
(3枚とも)羊蹄丸の内部に広がる「青函ワールド」

 その羊蹄丸ですが、9月一杯での公開が終了した後に無償で譲渡されるとのことで、今後の動向が気になるところです。

ゆりかもめ7000系@船の科学館'11.9.29
羊蹄丸から眺めるゆりかもめも過去のものに

羊蹄丸@船の科学館'11.9.29
羊蹄丸の全容

 無事に見学が終了した後は、来た道を帰るのは面白くないと思い門前仲町行き海01系統で。都営地下鉄を乗り継ぎ、アキバに寄ってから帰途につきました。

<おまけ>

 出掛けに大宮駅でカシオペアと北斗星に挨拶してきました。

寝台特急カシオペア@大宮'11.9.29

寝台特急北斗星@大宮'11.9.29
大宮駅で見送った寝台特急2本。カシオペアは相変わらず銀釜ではなし・・・

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