関西・山陰マイル消化旅その10~出雲空港から帰途へ
先月の旅もいよいよ大詰め。いよいよ帰り支度となりますが、出雲空港からのフライトのため、境港からまずは松江を目指すべく11時30分発の一畑バスに乗り込みます。この路線の存在は旅に出る直前に知りましたが、40分ほどで松江市内までたどり着けるので、ショートカットするには使い勝手がよさそう。途中、由志園という日本庭園がある施設に停車して直後、海を思わせるような宍道湖が車窓に見えてきました。
海のように広大な宍道湖を見ながら・・・
バスは昼過ぎにJR松江駅前に到着。20分ほどの待ち時間で出雲空港行きのバスに乗り換えますが、直前に発車する大阪行きの高速バスが客扱いに手間取っていて、後から到着した空港行きのバスが到着できない状況。このあたり、限られたスペースの中に高速バスと空港連絡バスを一緒の乗り場にしていることが原因かもしれませんが、おかげで定刻より10分ほど遅れて発車しました。
市街地を抜けてしばらくすると再び宍道湖が車窓に現れ、海のような広大な湖を見ながら山陰道を出雲市方面へと進みます。やがて、単線の木次線の線路を越えてすぐに宍道インターを抜け一般道へ。のんびりとした田園地帯をしばらく走行し、目指す出雲空港に到着しました。
松江駅前から乗り込んだ空港行きバス
これから搭乗するのは、13時55分発JAC 2350便伊丹行き。 早速チェックインしようとしたら、事前に座席の指定をしていなかったため、カウンターでの手続きとなりましたが、ここで伊丹からの乗り継ぎ便も合わせて手続きが完了。おかげで手間が省けました。ただ、本来なら送迎デッキで空港の様子でも見たかったものの、降り続く雨でそれどころではなく、手荷物検査場を抜けて泣く泣く搭乗口へと向かいました。
出雲大社にちなみ、「縁結び」の愛称が付きました
館内の案内で搭乗口へと進むと、タラップを降りて滑走路の中へ。機体まで徒歩で移動という昔ながらの乗り方でしたが、サーブという小型のプロペラ機に乗るのも始めてとあって、ワクワクしながら機体の前にたどり着きました。
日本エアコミューターもサーブも初体験
こうして2350便は出雲空港を離陸。あいにくの空模様で眼下には厚い雲が広がり、地上の様子が見られないのは残念でしたが、鳥取県の氷ノ山上空を飛行中、操縦席からの機長の挨拶放送が流れてきました。この日は天気も悪く、所々で揺れが発生することが予想される旨も案内。案の定大きく揺れるなど、快適とはいえない中、15時前に伊丹空港に着陸。あっという間のフライトでした。
久しぶりのプロペラ機
この後、乗り継ぎ便となる16時30分発日本航空126便まで2時間近く。どこか行こうにもこの程度の時間では身動きが取れないことから、やむなく空港で過ごすことにしました。出雲空港ではゆっくり見る事が出来なかったおみやげをここであれこれ物色。その後、送迎デッキに上がり、行き交う旅客機を眺めながら過ごしました。
大阪はうっすら晴れ間も・・・
手荷物検査を受けて搭乗口へ。ところが機内へ乗り込む時間が近づきつつあるにもかかわらず、館内から出発時間が予定より大幅に遅れる旨アナウンスが流れてきました。何でも折り返しとなる機材が伊丹へ向かう際に落雷を受けたとかで、運行が危ぶまれているとのこと。そのうち、機長が直々にアナウンスするなど、一時はどうなるかと思いましたか、航行に影響はないとのことで、30分ほど遅れて離陸となりました。
落雷の影響を受けるも、何とか飛び立てました
途中、大きく揺れるところがあり、先ほどのフライト同様快適とはいえない中、18時頃に羽田空港に着陸。こうして旅は終了しました。
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