関西・山陰マイル消化旅その5~19年ぶりの智頭急行
先月の旅の続き。上郡からはいよいよこの旅のミッションである智頭急行に乗り込みます。ここに来るのは1994年暮れの開業直後以来。今回はここの鉄道むすめである宮本えりおのヘッドマーク付きディーゼルカーを見に来たのが目的でしたが、乗る予定の14時22分発智頭行き各停にはヘッドマークは付いていませんでした。
19年ぶりとなった智頭急行
そんな発車直前、岡山から特急スーパーいなば7号が到着。すぐに鳥取へ向けて出発していきました。ここからは来た道とは逆となり、ここでスイッチバックした格好になりますが、わずか2両な上にのっぺりとした顔つきのディーゼル特急は何とも異様でしたね。このキハ187系をこの後、山陰地方のあちこちで見かけることになります。
今や主役はこちら???>キハ187系
その直後、智頭行きディーゼルカーは上郡を発車。3つ目の久崎で上郡行きとの交換待ちがあり、そちらにはお目当てのヘッドマークが付いているのが確認できました。この後、1ヵ所下車する予定だったので、動いていることが確認できて一先ず安心でしたが、この先平福で交換するはずの鳥取からの特急スーパーいなば6号が遅れているとのことで、佐用で交換待ちするべく長時間停車。後続のスーパーはくと7号をやり過ごしてからの出発となりました。
佐用で予定外の長時間停車
元々平福で長時間停車する予定だったこともあり、最終的には数分の遅れ程度でしたが、そろそろ下車駅を決めるべくどこにしようか考えた結果、人名に多く見受けられる石井で下車。周りを山に囲まれた風景以外、これといって気になるようなところではありませんでしたが、太陽が山に隠れてしまったため、すっかり暗くなってしまいました。そんな中、京都行きスーパーはくと10号が5分ほど遅れて通過しました。
(2枚とも)石井駅でのひと時
定刻より5分遅れで16時ちょうど発智頭行きが、えりおさんのイラストが入ったヘッドマークをつけて到着。乗客は自分ともう一人だけという何とも寂しい車内となりましたが、途中の大原では長めの停車時間があったのでホームに降り立つと、反対側のホームに停車していたディーゼルカーにもえりおさんのヘッドマークが付いていて、上郡へ向けて発車していきました。
(2枚とも)宮本えりおヘッドマーク付きディーゼルカーに無事乗車
徐々に暗くなっていく中、終点の一つ手前、恋山形に到着。”恋”という文字の入った駅は全国で4ヶ所あると、先ほど降り立った佐用駅のホームに貼紙が出ていましたが、車内から見た限り、何か特徴のある駅というわけではなさそうで、ちょっと物足りないところ。こうして16時44分、終点智頭に到着。窓口でえりおさんのクリアファイルと宮本武蔵駅の硬券入場券を入手してから、隣のJR の駅へと向かいました(つづく)。
終点智頭に到着
| 固定リンク
「鉄道」カテゴリの記事
- 関西鉄道むすめ巡り旅その13~紀州鉄道は手短に(2023.09.28)
- 関西鉄道むすめ巡り旅その12~初訪問、湯浅の町を歩く(2023.09.27)
- 関西鉄道むすめ巡り旅その11~和歌山電鐵を乗り歩く(2023.09.26)
- 関西鉄道むすめ巡り旅その10~和歌山で一晩を過ごす(2023.09.25)
- 関西鉄道むすめ巡り旅その9~明るいうちに水間鉄道(2023.09.24)
「鉄道むすめ」カテゴリの記事
- 関西鉄道むすめ巡り旅その13~紀州鉄道は手短に(2023.09.28)
- 関西鉄道むすめ巡り旅その12~初訪問、湯浅の町を歩く(2023.09.27)
- 関西鉄道むすめ巡り旅その11~和歌山電鐵を乗り歩く(2023.09.26)
- 関西鉄道むすめ巡り旅その9~明るいうちに水間鉄道(2023.09.24)
- 関西鉄道むすめ巡り旅その8~泉北高速鉄道は手短に(2023.09.24)
コメント