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2013.04.13

【3/31】わ89-101号引退~わたらせ渓谷鐡道

 3月最後の日曜日はいつもの朝練をしてからそのまま出発。一気に赤城駅までやってきました。この日は朝から雨が降っていて、予報でもあいにくの天気とのこと。ここ赤城駅は雨は降っていませんでしたが、どんよりと厚い雲に覆われていました。

 さて、この日の目的ですが、わたらせ渓谷鐡道で開業以来使用されてきた「LE‐Car Ⅱシリーズ」のわ89‐101号がこの日限りで引退するとのことで、さよなら列車に乗車することに。東武からわ鐡への乗換えなら一つ手前の相老からの方が楽ですが、赤城駅から大間々駅までの間はのんびり歩いても15分ほどなので、大間々の古い町並みを見ながら、桜の木が立つ大間々駅にやってまいりました。

日本一醤油@大間々'13.3.31
古い町並みを見ながら大間々駅へ

 駅の構内にはこの日の主役目当ての人ですでに詰め掛けており、グッズ販売の列に並ぶ列が外まで続くほどでした。さっそく券売機で入場券を買い、ホームへ入ることに。フリーきっぷなら自由に出入りも出来ますが、この日は足尾から日光までバスで抜ける予定だったため、乗車の度にきっぷを手配する必要がありました。そんな中、跨線橋を渡り反対側のホームへ行くと、側線にこの日の主役の姿がありました。

わたらせ渓谷わ89-100形@大間々'13.3.31-1
出発を待つ「わ89-101号」

 一通りその姿を拝んでから一旦改札の外へ。さよなら列車は10時過ぎに桐生に向けて発車し、11時過ぎにここ大間々へ戻ってきますが、出発前にホームでは新しく投入される新車、WKT-511号と並んで展示。10時8分、桐生へ向けて出発しました。

わたらせ渓谷わ89-100形&WKT551形@大間々'13.3.31
新旧のレールバスが並んだところ

わたらせ渓谷わ89-100形@大間々'13.3.31-2
桐生へ向けて出発!

 この後、11時過ぎまではフリーなので、まだ未訪の高津戸峽へ行ってみることに。駅から歩いて10分ほどで渡良瀬川に掛かる大きな橋に到着。橋の上から見る絶景はなかなかのものでありました。

高津戸峡@大間々'13.3.31
時間潰しに高津戸峡を訪問

 すると、列車が行き来する時間ではないのに何やら列車が近づく音が聞こえてきたので線路へ向かうと、駅構内に止まっていたトロッコわたらせ渓谷号で使用される客車がDE10に牽かれこちらにやってきました。何度か乗っていますが、SL列車に比べてディーゼル機関車が引っ張るせいなのか比較的地味な印象があります。貴重な客車列車だけに一度撮影もしたいところですね。

わたらせ渓谷DE10-1678@大間々'13.3.31
入れ替えで行き来するトロッコ列車

 こうして再び大間々駅に戻ると、先ほどまで多くのギャラリーでごった返していた駅構内がすっかり普段の姿に戻っていました。そんな中、窓口で鉄道むすめのクリアファイルを入手しホームで待つことに。しばらくして桐生から戻ってきたわ89-101号が到着しましたが、車内は通勤ラッシュさながらの混雑ぶりで、外の景色をうかがい知ることもままならないほど。そんな中、さよなら列車は11時13分に発車しました。

 さよなら列車は小さい駅を通過。途中、水沼に停車し、DRCの廃車体が鎮座する神戸に到着しました。ここでしばらく停車時間があり、しばし休息。それまで通勤ラッシュさながらの混雑だったこともあって、ここでの停車は体を伸ばすいい時間でしたが、構内はちょうど桃の花が見ごろを迎えていて、駅全体がピンク色に染まっているかのようでした。

わたらせ渓谷わ89-100形@神戸'13.3.31
桃の花が咲く神戸でしばし休息

 その後、再び通勤ラッシュの車内へと戻り、終点の足尾には12時27分に到着。賑やかな駅周辺の様子を見ながら、13時過ぎの日光行きのバスで足尾を後にいたしました(つづく)。

足尾さきえクリアファイル
大間々駅で入手したさきえさんのクリアファイル

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