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2013.06.29

全国鉄道むすめ巡り 函館・弘前編 その3~江差の町

 全国鉄道むすめ巡り函館・弘前編の続き。江差駅近くの歩道橋から木古内へ向かうディーゼルカーを見送った後、再び江差駅へと戻ってまいりました。この後、木古内行きの列車は16時16分まで3時間近く空いているため、江差の町中を回ってくることに。その前に木古内までの乗車券を買おうと思い窓口へ向かうと、かつてあちこちで見られた常備券タイプの記念きっぷがあり、一つ入手してきました。

江差駅舎'13.6.7
昔からほとんど変わっていないように見える江差駅の駅舎

 駅を後にしていよいよ町歩き。22年前の初乗りのときは江差駅到着後、すぐに折り返してしまったこともあり、町の様子を全く把握することができませんでしたが、金融機関や官公庁といった施設は駅から歩いて15分ほど行ったところに点在し、思っていた以上に町の規模は大きい様子でした。ただ、人影はほとんどなく、どこか活気が感じられないのは気になったところ。

 そんな中、腹も減ってきたのでランチタイムに。駅にグルメマップがあったのでこれを参考に探していたところ、「にしん丼」なるものを見つけました。にしんといえば京都のにしんそばが真っ先に思い浮かびますが、ここ江差はにしん漁が盛んなところで、その特産を使ったグルメの様子。町を歩いているうちに、「うめ津」というお店が暖簾を出していたので、ここに入ることにしました。

 しばし待っていると、卵とじの上にニシンが乗った丼が登場。ボリュームもあり、かなり食べ応えがありましたが、にしんもこうした食べ方があるんだなと改めて認識した次第であります。また一緒に小鉢も付いていましたが、こちらはこりこりとした歯ごたえがあってなかなか妙な感じのものでした。おそらくナマコと思われますが、これらの内容で1,000円未満に収まるというのは、なかなか充実していましたね。

にしん丼@うめ津'13.6.7
江差のグルメ「にしん丼」でランチタイム

 こうして腹も満たされ、町歩きを再開。まずは江差郵便局に寄り道し、風景印を押印してきました。今回の旅で風景印を押印してきたのはここ1箇所のみ。もっとあちこち回りたいところでしたが、如何せん江差線の本数が少ないこともありここに絞った次第。郵便局の周辺は古い町並みが再現されていて、なかなか風情のある雰囲気でした。

江差局風景印'13.6.7
江差郵便局の風景印

横山家旧宅@江差'13.6.7
郵便局周辺の町並み

 もっと周辺を見て回りたかったところでしたが、時間が押してきたので港へと移動することに。湾内に停泊している大型の帆船「開陽丸」の中の博物館を見学してきました。受付で江差線で来た旨伝えると、入館料が50円引きに。幕末、戊辰戦争の際に使用されたものの、ここ江差の湾内で転覆するという不幸に見回れましたが、後年調査が行われ、数々の資料が発掘。船内で展示されています。

開陽丸@江差'13.6.7
幕末に活躍した帆船が江差で復元

 時刻は15時を回り、そろそろ駅に戻るべく来たときと同じルートを辿りながら歩くことに。再び江差駅の前までやってまいりました(つづく)。

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