【10/19】何もなかったSRイベント&靖国神社
10月19日の続き。ソニックシティを後にして大宮から埼京線と武蔵野線、さらには埼玉高速鉄道を乗り継いで浦和美園へとやってきました。この後は毎年恒例の車両基地でのイベントを見に行くことに。去年は鉄道むすめのヘッドマークが展示されるなど、いろいろと収穫のあったイベントで(こちら参照)、同じ日に川越車両センターのイベントとどちらに行こうか迷った末、こちらへやってきた次第。
さっそく駅から会場へ。そのまま車両展示のところへとやってきましたが、今年は特にめぼしいものはなく、ヘッドマークもありませんでした。おまけに以前出ていた鉄道各社のグッズ販売ブースが今年はなく、唯一埼玉高速鉄道のグッズ販売のブースで、絶賛発売中の1日乗車券や美園みはとの限定フィギュアが出ていたくらい。唯一そのブースで川口みそののイラストが出ていたくらいでした。
鉄道むすめ関連のものはこれくらいでした>浦和美園
そんなわけで、早々に会場を撤収。とは言え時刻は14時を回ったところで、帰るにはまだ早い時間でした。そこで列車に乗り込み、再び都内へ。飯田橋で東西線に乗り換えて九段下へやってきました。地上に上がり向かった先は、歩いて10分足らずのところに広がる靖国神社。ここの宝物館である遊就館で、戦中に泰面鉄道建設に従事したC56蒸気機関車に関する企画展が行われているとのことで訪ねてきました。
靖国神社に到着
遊就館の中に入り、まず目に飛び込んできたのが、正面ロビーに鎮座するC5631号機の車体。こちらは撮影可能ということでしたが、この機関車が今回ここへ訪れた最大の目的で、1936年に製造された後はしばらく国内で運行し、戦時中にタイへ輸出。戦後もそのままタイで活躍した後再び日本へと生還し、現在はここ遊就館で保存されています。
遊就館のロビーに鎮座するC5631号機
この後はいよいよ展示室へ。入館料800円を支払った後、自動改札機にバーコードをかざして中へと入ります。もちろん入るのは今回が初めてでしたが、まるで日本史を勉強しているかのようで、学生時代に授業で習った日本史を思い出しながら進むことに。第二次世界大戦当時使用された武器や兵士の遺品、それに戦死した兵士の遺影の展示はどこか独特な雰囲気を感じましたね。
一方、肝心の企画展ですが、一番最後のフロアで行われていました。ここでは鉄道研究家塚本和也氏が長年調査、研究したC56に関する写真や資料が展示され、膨大かつ長期間に渡り研究された貴重な資料を目にすることが出来ました。
僭越ながら自分もタイには1997年7月に一度だけ訪れていますが、このときはバンコクからチェンマイまで列車で移動し、一晩かけて目的地まで汽車旅を楽しんだことを思い出します。あいにくこのときは泰面鉄道の区間には行っておらず、こちらも一度は足を踏み入れてみたいところですね。
タイを旅したときのバンコク・ファランポン駅の様子
こうして午前中はコスプレトレインという”ユルい”空間から、午後は一転して戦争がテーマという”硬い”空間へという、何ともまとまりのない1日が終わりました。
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