【9/7】18きっぷで旅する信州路の旅その4~しなの鉄道の観光列車「ろくもん」に乗る
今月7日の続き。上田に戻り、後は帰るだけとなりましたが、旅の楽しみがもう1つありました。朝方、軽井沢で指定券を押さえてあった観光列車「ろくもん」にこの後乗り込みます。JR九州の数々の観光列車や富士登山電車でお馴染みの水戸岡鋭治氏が手がけた列車で、今年7月から運転が開始されましたが、食事つきのプランと乗車のみのプランがあり、今回は後者の方となります。
乗り込む前に新幹線乗り場の近くにある売店で駅弁を入手してからしなの鉄道の乗り場へ。すると、すでにホームにはろくもんが到着していて、さっそく乗り込むことにします。発車は14時38分とまだ時間がありましたが、ここ上田では30分近く停車し、ホームには真田の武将に扮した人の姿もありました。こういった辺り、観光列車ならではのおもてなしですね。
今年7月から運転開始された観光列車ろくもん
真田の武将に見送られ、ろくもんは定刻に発車。車内は両側にそれぞれ4人が座れるボックス席と2人がそれぞれ対面できる席があり、今回押さえてあったのは2人席でしたが、長野県産の木材を使用した車内や開放感がある空間はデザイナーである水戸岡氏のまさに真骨頂といったところでしょうかね?この辺はJR九州の観光列車や富士登山電車にも通じるところが感じられます。
(2枚とも)ろくもんの車内の様子
途中、小諸で12分の停車。ホームに降りて駅構内をブラブラすることにしました。こうした観光列車は特に急ぐことがないので、こうしてホームに降りて過ごすことが出来るあたりがいいですね。一方、小諸駅は久しぶりに降り立ちましたが、雰囲気は信越本線時代とあまり変わりがなく、189系の特急あさまが行ったり来たりしていた頃の香りが今も感じられました。
ラッピング車両にも取り上げられたアニメ「あの夏で待ってる」はここ小諸が舞台
この先、御代田付近からは沿線随一の車窓が楽しめる区間で、浅間山を望める区間では速度を落として楽しんでもらうという”サービス”もありますが、この日はあいにく浅間山が見えなかったのが残念なところ。こうして終点の軽井沢には15時41分に到着しました。今回は乗車のみのプランでしたが、食事をしながら信濃路の車窓を楽しんでみたいですね。
ここからは高崎まで、長野新幹線でショートカット。軽井沢駅周辺は濃い霧が立ち込めていて、おまけに朝同様肌寒く、とても夏とは思えない天気でした。そんな中、E7系の東京行きに乗車。わずか20分ほどで高崎に到着しましたが、こちらは相変わらずの夏の陽気で、まるで別世界へ着いたようでした。このまま高崎線に乗り換え。のんびり帰ってまいりました。
肌寒い軽井沢を出発
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