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2014.10.13

2014夫婦旅台湾編その9~平渓線の終着駅・菁桐で過ごす

 2014年夏の夫婦旅。1時間ほど過ごした十分の街を後にし、再び平渓線のディーゼルカーに乗り込んで終着駅の菁桐を目指します。十分で乗客の大半が降りてしまったので、ここからはローカル線らしいのんびりした空気が車内を包んでいましたが、エアコンがギンギンに効いていて正直肌寒いほど。気温が高い国の鉄道はエアコンがサービスの一環と考えているところがあり、ここ台湾もその様ですね。

DRC1000型@十分'14.9.12-2
観光客の注目を浴びながら、菁桐行きのディーゼルカーが到着

 こうして列車は終着駅、菁桐に到着。ホームに降りてみると、片面1面のホームは7年前に訪れた時と変わりありませんが、日本統治時代に建てられた平屋の駅舎は目下改修工事中で、中に入ることが出来ませんでした。一方、駅構内にはホッパーの跡もそのまま残っていて、石炭運搬が盛んだった頃の遺功も大事に保存されている様子でした。

DRC1000型@菁桐'14.9.12-1
7年ぶりの菁桐へ

 さっそく、駅周辺を散策することに。ここ菁桐で思い出されるのが、駅の隣にある「鉄道故事館」という鉄道グッズを扱うお店で、前回訪れた時にもおみやげにいろいろ物色してきましたが、もちろん現在も健在で、通りを挟んだ反対側には別館もオープンするほど。鉄道グッズといっても、我々日本人が考えているような鉄道グッズというよりはみやげ物といった色合いが強く、この辺りは国の違いを感じたところ。

駅員人形@鉄道故事館'14.9.12
鉄道故事館のショーウィンドウ。なぜかまいさんが・・・

 その後も駅周辺の町並みをブラブラしながらのんびり過ごしていましたが、途中でスコールのような土砂降りの雨に見舞われ、一時軒下へ退避することに。南国でこうしたスコールは珍しいことではありませんが、最近日本でも豪雨に見舞われることが多く、まるで熱帯地方に来ているかのような錯覚を覚えるほどですね。これも地球温暖化の影響なのかもしれませんが、果たしてどうなのか・・・。

雨@菁桐'14.9.12
しばしの雨宿り・・・

 雨宿りしてから10分ほどで小降りになり、再び散策開始。ブラブラ歩いているうちに疲れてきたので、線路を渡って反対側のホッパーの屋根に造られたオープンテラスのカフェで休憩することにしました。ここは7年前の時にも訪れ、メニューにあった「鉄道珈琲」という、鉄道とどう関係があるのかわからないコーヒーを頂きましたが、そのメニューは今も健在で、コーヒーを飲みながら菁桐の町並みを眺めてきました。

鉄道珈琲@菁桐'14.9.12

照明@菁桐'14.9.12

DRC1000型@菁桐'14.9.12-2
(3枚とも)ホッパー上のオープンテラスで一休み

 こうして1時間ほど滞在し、16時過ぎのディーゼルカーで菁桐を出発。途中、十分では乗客が一斉に乗り込み、再び立ち客が出来るほど賑やかな車内になりました。一度終点まで行って始発から乗るという”作戦”は功を奏した模様で、おかげで瑞芳まで座っていくことができました(つづく)。

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