18きっぷで旅する長崎行きその3~神戸港から阪九フェリーに乗船する
18きっぷで行く長崎旅の続き。京都駅に戻り、再び東海道本線に乗って西へ進みます。時刻は18時過ぎとちょうど通勤ラッシュの時間。やってきた新快速は立ち客が出来るほどの混雑で、乗り込んだ時は通路に立って過ごすことになりましたが、幸い大阪駅で目の前の座席が空いたことから座ることが出来ました。とは言え、この先の芦屋駅で下車しなければならなかったので、あまり長居はできませんでした。
芦屋駅で隣のホーム停車していた各停に乗り換えて住吉駅で下車。ここからは神戸港へ向かう連絡バスに乗り込みます。この日は新門司港行きの阪九フェリーを押さえてありましたが、バスの車内はフェリーに乗船する乗客で立ち客が出来るほど。ところが大分行きのフェリー乗り場で大多数が降りてしまい、終点までの乗客は数えるほどでした。こうして阪九フェリーの乗り場に到着後、乗船手続きを済ませてフェリーに乗り込みます。
神戸港から阪九フェリーに乗船
乗船後、さっそく押さえてあった2等指定Bシングルの部屋へ。浴衣などのアメニティーが用意されている他、コンセントやプライバシーが保てるあたりはブルートレインのB寝台に比べるとはるかに快適なところですね。かつて、九州方面へ向かう「快速ムーンライト九州号」と言う列車があり、青春18きっぷを利用する身にとっては便利な列車でしたが、現在九州方面へ安く移動する手段としてはフェリーとなりそうです。
この日の船室
20時ちょうど、新門司港行きの阪九フェリーは神戸港を出航。さっそく船内のレストランへ向かうことにします。この日は団体客が乗船していたこともあって入口には長い列が延びており、順番が来るまでしばし待つことに。事前に阪九フェリーの公式サイトを確認したところ、レストランのメニューが充実しているとのことで期待しておりましたが、和洋の一品料理を始め、九州ゆかりの食材など、正直選ぶのに迷ってしまいました。
この日の夕飯。ついつい取ってしまいました。
食事を済ませた後は船内でのんびり過ごすことに。この日はロビーで生の演奏会が開催されるなど、船旅ならではの演出もありました。夜行列車がほぼ絶滅した状況にある日本国内の旅にあって、比較的廉価で食事や演奏などを楽しめるフェリーはもう少し見直されてもいいかもしれませんね。そんな中、3月の時にも通過した明石海峡大橋の下を通り抜け、自分の寝台に戻りました(続く)。
明石海峡大橋を見送り寝室へ
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