東名ハイウェイバスで行く名古屋旅その3~三岐鉄道北勢線に乗る
前回の続き。桑名駅から歩いて数分のところにある三岐鉄道北勢線の西桑名駅から列車に乗り込みます。窓口で1日乗車券を購入し、改札を抜けてホームでしばし待っていると、小ぢんまりした黄色い列車が到着。ちょうど通勤通学のラッシュ時間とあって、到着した列車からは多くの乗客が下車し、その乗客と入れ替わる格好で列車に乗り込むと西桑名駅を後に致しました。
今回使用した三岐鉄道の1日乗車券
乗り込んだ列車は沿線の学校へ通学する高校生でほぼ満員に。改めて車内を見渡すと、車体幅の狭さが実感できますね。この後適当に乗り降りしながら過ごすことにしますが、穴太駅付近まで来ると沿線の住宅もまばらになり、この辺りで下車することに。ここ穴太駅は無人駅で、改札脇にあるインターホンで1日乗車券利用である旨伝えた上、乗車券をセンサーにかざしたところ自動改札機の扉が突然開き、外へ出ることが出来ました。
穴太駅で途中下車
阿下喜寄りへ数分歩くと田園地帯が広がっており、この辺りで北勢線の列車を待つことに。すると、近くの踏切の警報器が鳴り出したので待機していると、ヘッドマークを付けた列車がこちらに近づいてまいりました。実はこちらが今回一番のお目当てだった列車で、北勢線に今年新たにデビューした鉄道むすめ、楚原れんげのイラストがラッピングされております。
穴太駅近くで三岐鉄道北勢線の鉄道むすめ、楚原れんげのラッピング列車と出会う
その後も引き続き列車を待っていると、後続でレトロな塗装の車両が接近。ベージュと濃いグリーンの塗り分けの塗装は三重交通時代のもので、1959年に製造されたモ4400形が近鉄へ移管。現在はここ北勢線で運用に就いております、デビュー当時は垂直カルダン駆動というモーター駆動を採用しておりましたが、扱いに難があったこともあってモーターを撤去。その生き残りの車両でもあります。
三重交通時代の塗装の列車も遭遇
こうして朝の穴太駅周辺で過ごした後、再び北勢線に乗って先を目指すことにしますが、この続きは後ほど(続く)。
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