【3/28】全線開通した上田電鉄を訪ねる
2019年10月の台風19号で千曲川橋梁が流されて以来、1年半にわたって上田駅と城下駅の区間が不通となっていた上田電鉄ですが、3月28日にようやく全線開通の運びとなりました。さっそく開通当日に現地を訪ねることに。大宮駅7時17分発あさま601号に乗って8時25分、上田駅に降り立ちました。さっそく上田電鉄の乗り場へ向かうと、記念乗車券を買う人の列が伸びていて、自分も並ぶことに。1時間ほど掛かって手に入れました。
上田駅で全線開通の記念乗車券を入手
さっそく別所温泉行きの列車に乗ろうとホームへ。長らく列車の発着がなかったここ上田駅のホームから乗り込むのは本当の久しぶりでしたが、この日は「無料乗車デー」ということもあって列車は通勤ラッシュ並みの混雑ぶりでした。もちろん多くの人がこの日を待ちわびていたことが伺えるところで、そんな中、2両編成のステンレスカーは上田駅を出発。千曲川の鉄橋を渡っていた時は、やはり感慨深いものでしたね。
この日は無料乗車デー
千曲川を渡るとすぐに次の城下駅に到着。ここで下車し、一旦駅を離れて千曲川の土手へと向かいます。この後、鉄橋を渡る様子を見ることにしますが、この日は城下駅側の土手に式典の会場が設けられていて、国土交通大臣が来賓として訪れていた様子。そんな中、上田を発車した2両編成の列車が千曲川の鉄橋に差し掛かりました。この光景を見るのは本当に久しぶりで、ようやく以前の風景が戻ることになりました。
復旧した千曲川橋梁を渡るまるまどりーむ号
再び城下駅に戻り、行き交う列車を見ながら過ごすことに。列車ごとに全線開通を祝うヘッドマークが取り付けられ、中には上田電鉄の鉄道むすめ、八木沢まいがデザインされたものもありました。一方、ここ城下駅は前日まで上田駅との連絡バスの乗り場として1年半もの間、大事な役目を果たしていましたが、全線開通によってその役目も終了。以前の静かな無人駅に戻ることになりそうです。
(3枚とも)全線開通を祝う各列車たち
この後再び列車に乗り込み、千曲川を渡って上田駅に到着。この後、しなの鉄道の構内で行われたグッズ販売のイベントを訪ねますが、続きは後ほど(続く)。
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