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2023.03.26

冬の西九州1泊2日旅その9~西九州新幹線を完乗する

 前回の続き。いよいよこの旅一番の目的だった西九州新幹線に乗り込みます。出発まで少し時間があったので、入場券を買って駅構内へ。在来線の列車のほとんどがYC1系ばかりになり、以前に比べるとだいぶ物足りなくなってしまいました。終着駅らしい雰囲気の駅構内から、東京や大阪方面からやってきたブルートレインの車両が側線で羽を休めている様子を見た身にとっては、隔世の感があります。

YC1系@長崎'22.12.5YC1系が行き交う今の長崎駅

 この後新幹線ホームへ移動。列車に乗り込みます。今回乗車するのは、914分発かもめ14号。ホーム上の電光掲示板には「博多」の文字が表示されていますが、もちろんこの列車は途中の武雄温泉駅までで、その先は佐世保からやって来る特急リレーかもめ14号に接続します。かつて新八代駅で乗り換えを要した九州新幹線と同じシステムで、全線開業の暁にはこの乗換も語り草となることと思います。

かもめ14号@長崎'22.12.5

かもめロゴ'22.12.5

日本最西端の新幹線駅プレート'22.12.5(3枚とも)西九州新幹線に乗り込み、長崎を出発
 

 かもめ14号は長崎駅を発車してすぐにトンネルに入り、10分足らずで諫早駅に到着。前日、諫早から長崎まで乗車した際、息つく間もなく着いてしまい、あまりの速さに驚いたものでしたが、トンネルの多い区間ということもあり、景色を楽しむというわけには行きませんでした。その後、新大村、嬉野温泉の各駅に停車し、かもめ14号は武雄温泉駅に到着。30分ほどの新規開業路線の乗り潰しはあっという間に終了しました。

N700系S座席'22.12.5
N700系Sの座席

 多くの乗客が佐世保からのリレーかもめ14号を待つ光景を横目に見ながら、改札を抜けて在来線ホームへ。こちらは佐世保行きの列車に乗り換えることにします(続く)。

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