秋の1泊2日房総旅その2~夜の銚子電鉄に乗る
前回の続き。特急しおさい7号で銚子駅に降り立ち、そのまま銚子電鉄の乗り場へと向かいます。この後は銚子電鉄沿線へと繰り出すことにしますが、ホームに停車していた旧標準色の2000形に乗り込むと、中間付近にリクライニングシートが設置されているのを発見。何でもしなの鉄道でかつて169系に使用されていた座席で、しなの鉄道から譲り受けたとのことです。
(2枚とも)リクライニングシートが設置された銚子電鉄2000形
そんな派手な電車に揺られて犬吠駅に到着。暗闇の中、歩いて犬吠埼灯台の近くへとやってまいりました。外は日が落ちて暗い時間でしたが、今回ここを訪れた理由は位置情報ゲーム「駅メモ!」の対象スポットを訪れるためで、本来なら明るい時間に訪れたいところだったものの、翌日の行程の都合上、夜の訪問となった次第でした。それにしても周囲は明かりがなく、暗闇の中を歩いて何とか対象スポットに辿り着きました。
夜の犬吠埼灯台に到着
犬吠埼灯台から暗闇の中を延々歩いているうちに、隣の君ヶ浜駅の方が近いことが判明。手探り状態で歩いているうちに駅前の自販機の明かりが見え、正直ほっとしました。ここまで来れば、後は一安心。電車が来るまで過ごすことにしますが、駅前の一角にかつてこの駅に住み着いていた「きみちゃん」というネコの記念碑を目にしました。数年前に死亡してしまいましたが、自身もこの駅で何度か目撃したことがあります。
(3枚とも)かつての君ヶ浜駅の”主”~きみちゃん
次に来るのが外川行きだったので、こちらに乗車。終点外川駅に降り立ちました。これまでは明るい時間にばかり訪れていたので、暗くなってから訪れたのは今回が初めてでしたが、やや薄暗い明かりが灯る待合室は、ローカル線の終着駅らしい風景で、また違った風景を目にすることが出来ました。夜の時間まで過ごす機会はなかなかありませんが、普段足を度々運んでいる鉄道も時間帯を変えてみると、違った風景に出会えるかもしれません。
夜の終着駅の風景
こうして折り返しの電車に乗り込み、外川駅を出発。改めて車内を見ると、バルーンアートやぬいぐるみのアルパカが装飾されていて、何とも異様な光景でした。そんな電車に揺られ、銚子の一つ手前にある仲ノ町駅で下車。さすがにここまで来れば駅前の通りにも街灯があり、ほっといたしました(続く)。
バールーンアートやぬいぐるみが車内に飾られていた2000形
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