長崎市長が狙撃!
昨日はこの報を聴いてとにかく驚きました。長崎市の現職市長が選挙での遊説から戻ってきたところ暴漢に銃で狙撃され、今日の未明に搬送された病院で帰らぬ人となりました。
私自身、選挙区の枠を越えて票を投じたくなる数少ない一人が伊藤長崎市長でした。1年に1度、ブラウン管を通して市長の姿を見ることが出来たんですが、それは8月9日に行われる平和式典での演説の様子でした。氏の静かな語り口調から伝わる平和への思いは、決して派手さは感じされないものの、平和に対する長崎市の姿勢を感じ取ることが出来ました。
長崎の市長といえば、前任の本島等氏のことが思い出されます。本島氏は天皇に対する第二次大戦の戦争責任について言及、それが元で1990年市庁舎前で狙撃されました。私自身、まさにこのとき長崎に住んでいたので、このニュースは今でもはっきりと記憶に残っておりますが、襲撃した犯人が私の住んでたところに近いホテルで取り押さえられたというニュースを知ったときには、正直ぞっとしてしまいました。また、アルバイトしていたホテルで、結婚式に参列していたのを何度か間近で見かけたことがあり、氏については鮮明に記憶しています。
それにしても、2代続けて襲撃されるというのは前代未聞ですね。今回のニュースを聞いたときには、政治的な背景があるのかと思ったところですが、後々のニュースで犯人の市に対する逆恨みが引き金であったと報じられました。もちろん政治的背景にしろ個人的な逆恨みにしろ、暴力によって弾圧することは現在の日本ではあってはならないことであり、許しがたいことであります。
最後に、伊藤長崎市長のご冥福をお祈りいたします。
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