【読書済み】住宅購入学 いま、何を買わないか
実は昨日で読み終えてしまったので、タイトルを【読書済み】といたしました(^_^;)。
近所の書店に行くと、住宅購入に関して書かれた本のコーナーがありました。言うまでもなく、去年の末から騒がせているマンションの設計偽装問題があったことで、よりよい住宅を購入したいという人が増えている中、こうした住宅に関する本が紹介されているわけですが、これまでの建設会社や販売業者、しいては行政といった住宅を取り巻く業界全体の”慣例”が、昨今騒がれている設計に不備を持つ”欠陥住宅”をはびこらせた原因ともなったと思いますね。
作者である高島氏も本書の最後に、欠陥を持った住宅に大金を投資したことは、いいかげんな仕事をした業者に票を入れたのと同じということを書いています。今後は建物の非破壊検査など、自分が購入しようとする物件に対して第三者の検査機関を入れていくことは常識になるとのことですが、一連の事件を契機にこうした検査も一般化していくんでしょうね。
それと、今までは新築が一番価値が高いといわれていましたが、中古物件でも十分なメンテナンスが施されていればより高い価値の建物になることが書かれていました。私もある程度の中古でしっかりとした造りの住宅に住みたいと思っていますけど(できればお値打ちものという物件であれば文句なしですけどねぇ(^_^;))、まだまだ中古物件に対する情報が少ないので、今ひとつ二の足を踏んでいる現状なんです。このあたりも今後少しづつ変わっていくんでしょうけど、そんな中でしっかりとした仕事をしている住宅を選んでいきたいですね。
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