カテゴリー「きっぷ・硬券」の記事

2016.07.29

【6/11】新調したカメラで試し撮り~午後編

 先月11日の続き。鎌倉から逗子を経て横須賀駅に降り立ちました。ちょうどこの後、鎌倉駅の側線に止まっていたリゾート21が入線するとのことで待機していると、大きくカーブする横須賀駅のホームにリゾート21がゆっくり入ってきました。改めて列車を拝見しましたが、両端にそれぞれ異なるデザインのヘッドマークが取り付けられていて、いずれもアニメ「ハイスクール・フリート」のキャラクターが描かれていました。

伊豆急2100系@横須賀'16.6.11
横須賀駅でリゾート21をお迎え

 改札を抜け、さっそく駅前のイベント会場へ。多くの人で賑わっていましたが、海上では自衛隊関連のイベントも行われていて、この日の横須賀はかなり盛況の様子でした。そんな中、会場内をブラブラ散策していろいろと物色。アニメ「ハイスクール・フリート」のキャラクターがデザインされたレトルトカレーやいすみ鉄道のブースで販売していた南阿蘇鉄道の復興記念切符を入手してまいりました。

海上自衛隊艦船@横須賀'16.6.11

ハイスクール・フリート等身大パネル@ヴェルニー公園'16.6.11

戦利品@横須賀
(3枚とも)横須賀のイベントを堪能

 横須賀では駅周辺をブラブラしてそのまま横須賀線に乗車。隣の衣笠駅までやってきました。終点久里浜の一つ手前にある小さい駅で、初めて下車する駅でしたが、開業時からと思われる平屋の駅舎を背にさっそくスタンプを押すため、駅前の通りを挟んだ反対側にある案内所へ向かいました。先ほどの列車で一緒に乗ってきたと思われる乗客もここを目指しており、多くの人がこのスタンプラリーに参加していることが伺えました。

衣笠駅舎'16.6.11
初めて降りた衣笠駅

 再び横須賀線に乗って大船に到着。時刻は15時を過ぎたあたりでそろそろ帰り支度の時間でしたが、上りホームへ向かわずに逆方向である下りホームへ向かいました。列車に揺られ、途中平塚と国府津でスタンプを押印。小田原までへやってきましたが、ここを訪れたのは伊豆箱根鉄道の鉄道むすめ、修善寺まきののクリアファイルが発売開始されたとのことで、さっそく1枚入手してきました。

修善寺まきのクリアファイル
小田原まで出向いて入手した修善寺まきののクリアファイル(画像右はクリアファイルの裏面と同じイラストのチラシ)

 これでこの日のミッションは終了。ここから上野東京ライン経由でまっすぐ帰ってきました。

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2015.07.05

硬券入場券@京都丹後鉄道

 5月に京都丹後鉄道を訪ねた際、いくつかの駅で硬券入場券を手に入れてきました。今回入手したのは網野、西舞鶴、福知山の3駅。豊岡はフリーきっぷや観光列車「あかまつ」の整理券引き換えで時間を取られてしまい、入場券にまで頭が回りませんでした

網野駅硬券入場券'15.5.23
京都丹後鉄道移管後も硬券入場券は健在

 元々北近畿タンゴ鉄道時代から硬券の種類が豊富だった鉄道ですが、経営が「WILLER TRAINS」に移管されてどうなるか気になるところでした。入場券については引き続き硬券で扱っておりますが、他の乗車券類がどうなっているのかは不明であります。北近畿タンゴ鉄道時代には東京までの乗車券というのもあったのを聞いており、一度使ってみたかったところです。

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2013.09.06

【8/31】東上線1日フリー乗車券でミニトリップ

 以前から気になっていた東武東上線の1日乗り放題のフリーきっぷ。何でも今年はこのきっぷを買うともれなく硬券のきっぷがおまけについているとのことで、決しておまけに釣られたという訳ではなかったものの、8月最後の日となった31日にこのきっぷを使ってブラブラすることに。大宮8時53分発のむさしの号に乗って北朝霞へとやってまいりました。

 さっそく有人改札できっぷを入手。ここは今年になってからお世話になる機会が多く、今回がこれで3度目だったりしますが、もちろんおまけの硬券きっぷもゲット。これで準備が整ったものの、その前に10日前に訪れた黒目川近くのキバナコスモスの畑へとやってきました。幾分盛りが過ぎていたものの、まだまだ十分楽しめましたね。ただ9月には花摘が始まるとのことで、お花畑が見られるのもあと少しの様子。

東京メトロ7000系@朝霞台'13.8.31
キバナコスモスが咲き誇る黒目川の土手へ再訪問

 駅に戻り、これでいよいよ出発となりましたが、どこで乗り降りするかは特に決めていませんでした。そこで今回はこれまで何度かお世話になっているこの本を持参。その中に仙元山へという山が紹介されていて、小川町の中心街を見ながら行き交う東上線や八高線の列車が撮影できるとのことでした。そこでふじみ野から小川町行きに乗車。TJライナーで使用されている50090系に揺られ、終点までやってきました。

東武51092@小川町'13.8.31
50090系に揺られ、小川町へ

 さっそく駅前の通りに沿って歩き始めることに。途中、観光案内所があったので、地図を貰ってから延々歩くこと15分ほどで八高線の踏切を越えて山道の入口へとたどり着きました。しかし少し先へ進んだものの山道は草が伸びていて歩きづらく、些か心細いところ。うっそうとしていて不安になったことから今回は断念と相成りました。もう少し涼しくなってからの方がいいのかもしれませんね。

仙元山遊歩道'13.8.31
入口まで来たものの・・・

 やむなく駅に戻ると、時刻は正午過ぎ。そこでランチタイムにするべく駅前にあった「ごはん処ぴっかり」というお店に入りました。特にあてはなく、メニューにあったわらじカツ丼を注文。秩父周辺ではよく見かけるメニューですが、わらじの格好をした大きなカツが丼一杯に盛られていて、なかなかご飯へ箸がたどり着かないほど。なかなか食べ応えがありました

わらじカツ丼@ごはん処ぴっかり'13.8.31
この日のランチはわらじカツ丼

 そんなわらじカツ丼で腹を満たし店を後にすると、隣にあるお店の前に「おからどーなつ」と書かれた看板が気になりました。「三代目清水屋」という元々豆腐屋だったのがおからで作るドーナツを始めたという手合い。わらじカツ丼でかなり腹が膨れていたものの、どうしても気になったので入ってみることにしましたが、一番シンプルなものをいただいてきました。味は普通のドーナツとほとんど変わりなし。

おからどーなつ@三代目清水屋'13.8.31
おからどーなつをデザートに

 12時41分発寄居行きはこの日初めての8000系。この日は小川町よりも池袋寄りで走っているところを見かけませんでしたが、鉢形で途中下車することにしました。3年前、15分ほど歩いたところを流れる荒川の河原で鉄橋を渡る8000系の様子を撮影しており、今回も訪ねることにしましたが、この日は残暑が厳しく、日陰が全くない河原はもろに太陽の光を受けることになりました

東武8000系@鉢形'13.8.31
荒川の橋梁を渡る8000系を撮影

 そのまま鉢形駅には戻らず、荒川を渡って寄居の町中へ。歩いたことがなかったのでどれくらい掛かるのかわかりませんでしたが、およそ20分で寄居駅に到着しました。駅前の大型ショッピングセンターが閉店していたのに驚きながら駅周辺をブラブラし、駅に戻ってから朝方朝霞台駅で貰った硬券きっぷに日付を入れる体験をしました。これがなかなかコツがいるもので、やりかたによってはきっぷが折れてしまうことも。

東上線1日フリー乗車券付録硬券
おまけで貰った硬券きっぷに日付を入れてきました

 時刻は14時過ぎ。この後、14時半過ぎにさよなら国電リバイバルツアーの団臨がやってくるのでそれを待つことにしました。これまで寄居駅周辺で撮影したことがないので、あれこれ考えた末、東上線1日フリー乗車券のパンフに載っていたホーム上で撮影してみることに。ちょうど駅の先の引込み線には8000系が止まっており、スカイブルー1001Fとのツーショット画像が撮影できました。

秩父1000系&東武8000系@寄居'13.8.31
今回はお迎え>国電リバイバルツアー

 この後は東上線をひたすら乗り続けて一気に池袋へ。途中、小川町からは快速に乗り換えましたが、今年3月のダイヤ改正で新たに設定されたもので、東松山より先は主な駅に停車する他は通過となります。これまでの快速急行とは異なる設定で、停車駅も若葉やふじみ野、朝霞台、成増と停車しますが、しばらく乗らないといろんな変化に気がつかなかったりします。

TJライナー5周年ポスター@池袋'13.8.31
TJライナー5周年のポスター

 こうしてフリー乗車券のミニトリップが終了となりました。

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2013.07.13

全国鉄道むすめ巡り 函館・弘前編 その9~弘南鉄道に乗る

 全国鉄道むすめ巡りの函館弘前編も最近ご無沙汰してしまいましたが、あれから早1ヶ月が経過し、そろそろ書き残しておきたいところ。つがる6号は14時10分に弘前に到着。ここからこの日2つ目のミッションである弘南鉄道弘南線に乗り換えます。1995年9月に初乗りしているので、かれこれ18年ぶりの訪問となりましたが、当時は黒石まで乗った後、黒石線でそのまま川部まで出るというルートでした。

 まずは最大のミッションであるスタンプを押すことに。スタンプは改札脇の窓口の前にありましたが、何分押せる場所が狭いもんで、押すのに苦労いたしましたが、実は正直言うと前回乗った時の記憶がほとんど残っていなかったりします。何しろ最後に乗ったのが18年前ですからそれも致し方のないところではありますが、東急から来た7000系だけは当時と変わらずで、14時30分発の黒石行きで出発。

弘南7152@弘前'13.6.8
久々の弘南鉄道弘南線に乗車

 車内にあるつり革には渋谷の大型店舗の広告があり、これはお約束ですが、弘前を出発して市街地を抜けると、リンゴ畑が車窓に広がってきました。もっと時間があれば、下車してのんびりと歩いてみたいところでしたが、今回は1ヶ所降りるのが精一杯。いろいろと考えた結果、鉄道むすめの名前の由来にもなっている平賀で下車することにしました。

平賀ひろこ貼紙@平賀'13.6.8
平賀で下車

 駅から15分ほど歩いていったところに南田温泉があるとのこと。この後、あけぼのに乗って帰る予定だったので、それまでに一風呂浴びてこようと思い訪ねた次第でしたが、観音様の像が建物の屋根に鎮座する「アップルランド」という日帰り施設に到着。入浴料350円を支払い浴場へとやってきました。温泉施設はごく普通といったところでしたが、この手の施設にありがちな塩素臭がなく、泉質はなかなかよさそう。

南田温泉アップルランド'13.6.8
南田温泉で旅の疲れを癒す

 旅の汗を流し、再び来た道を歩きながら平賀駅へ。地方私鉄には些か大振りな駅舎に圧倒されましたが、窓口で硬券の入場券を1枚買ってから、16時6分発の弘前行きに乗り込みました。ちなみに全国鉄道むすめ巡りの限定グッズは3月の東京国際アニメフェアの会場で入手済みだったこともあり、今回はパス。16時21分、終点の弘前に戻ってきました。

平賀駅舎'13.6.8
平賀駅は農協と併設

青森鉄道むすめポスター@7000系車内’13.6.8
7000系の車内には鉄道むすめのポスターも

 この後、青森へ戻るべく16時42分発の普通列車に乗り込むことに。リゾートしらかみの広告が目立つ弘前駅の構内を歩いていたら、ちょうど弘前到着時に秋田方面からやってきた”RED THUNDER”ことEF 510形牽引の貨物列車が停車していました。今回の旅で2度目の対面となったRED THUNDERですが、日本海側ではお馴染みのカマですね(つづく)。

リゾートしらかみミニ車両@弘前'13.6.8
リゾートしらかみのミニ車両がお見送り

EF510-8@弘前'13.6.8
この旅2度目の対面となったRED THUNDER

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2013.07.02

全国鉄道むすめ巡り 函館・弘前編 その6~函館の朝

 全国鉄道むすめ巡り函館・弘前編も2日目。6月8日の朝5時過ぎに起きて身支度をし、荷物は部屋に置いて外出することにしました。まず向かったのは、函館駅隣の朝市。やはり函館に来たからには新鮮な海の幸は味わって帰りたいところですね。あてもなく市場をブラブラしながら開いている店に入り、カニとイクラの2色丼を頂いてきました。味噌汁のセットで1,000円也。

二色丼@函館'13.6.8
函館に来たら、海の幸は外せないところ

 腹が満たされたところで函館駅へと向かい、券売機で五稜郭まできっぷを買ってからホームへと向かいました。これから6時ちょうど発の長万部行きに乗り込みますが、前日と同じキハ40系の2両編成で、後方の車両は途中の大沼で切り離されることが、車体横のサボから読み取れました。以前、18きっぷで朝一番の列車に乗って長万部を目指したことがありましたが、函館を出てから数分で五稜郭に到着し、お見送り。

キハ40-836@函館'13.6.8
五稜郭まで一駅だけ乗った長万部行きディーゼルカー

 駅を出て、桔梗寄りの跨線橋へとやってきました。ここは前日、木古内から乗り込んだスーパー白鳥27号の車内から撮影によさそうな跨線橋を見かけ、今回訪れた次第でしたが、思いの外架線がうるさく張り巡らされており、撮影には今一つでした。そんな中、JR貨物のディーゼル機関車DF 200形が構内を行ったり来たりしていました。”RED BEAR”という愛称の北海道ではお馴染みの機関車ですね。

DF200-52@五稜郭'13.6.8
北海道でのみ目にすることが出来るディーゼル機関車、”RED BEAR”ことDE200形と対面

 やがて時刻は6時半を過ぎ、赤いED79形に牽引された青い客車がやってきました。前日の晩に続きここでも北斗星のお迎えをしましたが、普段地元ではEF510形に牽引される姿を見慣れている身にとっては新鮮な姿でしたね。これでもうちょっと撮影に適していれば言うことはなかったところでしたが、引き続き留まって今度は函館からの折り返しも撮影。今度はDD 51が先頭に連結されました。

寝台特急北斗星@五稜郭'13.6.8-1

寝台特急北斗星@五稜郭'13.6.8-2
(2枚とも)上野からはるばるやってきた寝台特急が北の大地へ

 これで跨線橋からは撤収。函館へ戻るべく五稜郭駅へとやってきました。この駅は以前何度か乗り降りしたことがあり、2年前にリニューアルされたものの、基本的な造りは大きく変化はない様子。そんな五稜郭駅の改札口では硬券の記念入場券を売っていたので、1枚入手することに。20年以上前、北海道ワイド周遊券で旅した時にはあちこちの駅で入場券を集めたものでしたが、ここでは横長の記念入場券でした。

五稜郭駅舎'13.6.8

記念入場券@五稜郭'13.6.8
リニューアルされた五稜郭駅(画像上)と横長の記念入場券(画像下)

 ホームに入ると、反対側では7時4分発の札幌行き特急スーパー北斗1号の自由席を待つ乗客が列を作っていました。思いの外ここからの乗車が多いことに驚きましたが、シーズンによっては着席も難しいかもしれませんね。そんなスーパー北斗1号は函館寄りからゆっくりと到着。その姿を見送った後、函館行きの普通列車に乗り込んで戻ってきました(つづく)。

特急スーパー北斗1号@五稜郭'13.6.8
札幌へ向かうスーパー北斗1号をお見送り

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2013.04.21

2013年春・18きっぷの旅 近鉄ナロー&大井川鉄道編その5~春の大井川鉄道訪問往路編

 2013年春・18きっぷの旅の続き。早朝の浜松から出発します。4月6日は全国的に大荒れになるとの予報が出発前から伝えられていましたが、心配されていた雨は降っておらず、空は朝焼けも見えるほど。そんな中、手持ちの18きっぷの5日目に日付を入れてもらいホームへ。上りの1番列車となる5時34分発三島行きに乗り込み、金谷を目指します。

朝焼け@浜松'13.4.6
この日の旅は朝焼けの浜松駅からスタート

 6時12分、金谷に到着。さっそく隣の大井川鉄道の乗り場へ向かいます。この日のミッションはやはり何といっても大井川鉄道。全国鉄道むすめ巡りのスタンプが設置されている千頭を目指しますが、すんなり終点まで行ってしまうとスタンプ設置時間前に到着してしまうことから、どこか途中で寄り道することに。待合室にあったかわねさくらまつりのチラシが目に留まったので、家山までの乗車券を買って改札を通ります。

大井川16000系@金谷'13.4.6
元近鉄車に乗り込み、金谷を出発

 ホームには6時17分発の千頭行きとなる元近鉄16000系が停車していました。去年の8月にここを訪れた際、乗る度にこれに当たり、他の車両に乗車することができませんでしたが、今回は違う車両に乗りたいところ。金谷からの一番列車はゆっくりと発車。タヌキの置物が鎮座する神尾を過ぎ、大井川を車窓に見ながら6時50分、家山に到着しました。

車窓@大井川'13.4.6
車窓から大井川を見ながら一路家山へ

 さっそく、金谷寄りに掛かる家山川橋梁へ。去年の夏に訪れた際にはSLを撮影する場所として車内から目を付けていたところでもありました。幸い、雨の方は降っておらず、傘の出番はなさそうでしたが、肝心の桜は予想していた通り盛期を過ぎていて、ところどころ白い花が残っている程度でした。これが1週間前だったらさぞかしきれいだったことと思いますが、こればかりは自然界のことなのでどうにもなりませんね。

大井川21001系@家山'13.4.6
家山川橋梁を渡る元南海車

 上下1本ずつ、近鉄16000系と南海21001系をそれぞれ撮影した後、駅へと戻ることに。次の千頭行きまではおよそ1時間。といっても他にあてもないことから、周辺をぶらぶらしてから駅でのんびり列車を待つことにしました。家山駅の平屋の駅舎はローカル線らしい佇まいで、窓口で千頭までの乗車券を求めたところ、出てきたのは硬券のきっぷでした。一緒に硬券入場券も求め、こちらは記念に。

家山駅舎'13.4.6
ローカル線らしいひなびた佇まいの家山駅

井川ちしろポスター@家山'13.4.6
家山駅にもあった全国鉄道むすめ巡りの貼紙

硬券入場券家山'13.4.6
記念に手に入れた家山駅の硬券入場券

 そろそろ出発の時間が近づいてきたので、改札を抜けてホームへ。島式ホームが一面だけののどかな構内は数多くの映画やドラマのロケでも使用されたとか。そんなホームに元近鉄16000系が金谷方面から到着。わずかに残る桜の花に見送られながら、8時27分発千頭行きは家山を出発しました。

大井川16000系@家山'13.4.6
この日2度目の近鉄車に乗り込み千頭へ

 途中、川根温泉笹間渡ではSLの撮影目的と思われる乗客が下車。去年の夏は自分もここで降り、SLの撮影や近くの温泉施設で一風呂浴びて過ごしましたが、その後も川根路らしい茶畑の車窓を見ながら、終点の千頭には9時6分に到着。改札の脇に設置されていた井川ちしろの等身大パネルの出迎えを受けました

井川ちしろ等身大パネル@千頭'13.4.6
ちしろさんのお出迎えを受けました

 さっそくスタンプを押しべく売店へ。ちょうどスタンプが用意されたところで、早速押印させていただきました。もちろん限定グッズの方も無事入手。当初は天候次第で千頭へ到着することができるかどうか心配されましたが、幸いここまで大きな遅れやトラブルなど発生することなく、こうして無事に千頭までたどり着くことができました。

 これで無事にミッションが終了となりましたが、ここまで雨が降っていなかったこともあり、当初の予定通りSLを撮影していくことに。9時26分発金谷行きでそのまま折り返します(つづく)。

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2013.01.10

【1/3】開運号とEL列車@秩父その3~EL列車”乗”編

 先日の秩父路紀行もこの記事で大詰め。皆野から再び長瀞へと戻ってきました。この後はEL列車に乗って熊谷へと帰りますが、往路の車内に比べると復路は参拝帰りの乗客でもうちょっとは混んでいるんじゃないかと予想。しかし状況は同じでした。もちろん座れないよりは全然いいんですけど、沿線で撮影しているギャラリーの数と比べると何だか違和感を覚えましたね。

秩父デキ104号@長瀞'13.1.3
帰りは”青ガマ”デキ104号が先頭に

 こうして客車に乗り込み14時48分、ゆっくりと長瀞を発車。昨年リニューアルした12系客車に乗るのはこれが始めてでしたが、木目調の内装や褐色の塗装は何でも秩父路の風景にマッチしたものだとか。それにしても、早くSLでその姿を再び目にしたいものです。

12系車内'13.1.3
レトロ調にリニューアルされた12系客車

 寄居を過ぎ、武川には15時29分着。ところでこの列車、熊谷着が16時3分となっており、武川を出発してから30分以上も掛かっています。もちろんすんなり進めばもっと早くに到着できるわけで、後続の普通列車の退避がある模様でした。

 予想では広瀬川原と思っていたものの、大麻生を過ぎて広瀬川原の車両基地に差し掛かっても減速せずにそのまま通過。そうなると退避できるところは石原のみで、駅の手前でポイントを転線したかと思ったら、ホームの隣に延びる側線に停車しました。もちろんここを列車で差し掛かるのは初。朝方広瀬川原で見かけたのだめヘッドマーク付きの列車を先にやった後、16時3分に終点の熊谷に到着。

秩父7500系@石原'13.1.3
石原で後続列車の待避待ちを経験

 なお、毎年恒例となっている干支の記念入場券ですが、熊谷駅では完売。長瀞で入手いたしました。

干支記念入場券
熊谷で涙を飲むも長瀞で何とか入手できました

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2012.12.31

関西・山陰マイル消化旅その9~鬼太郎が住む町へ

 先月の旅の続き。米子到着後、一旦改札を出てこれから行く境港までの乗車券を券売機で購入し、ふと隣のみどりの窓口に目をやると、「山陰鉄道発祥110周年記念硬券入場券」と書かれた貼紙を見つけたので1部購入しました。米子や境港を始め、周辺の5つの駅の硬券入場券がセットされたものですが、タイトルに「硬券」と歌っているあたり、JRではちょっと珍しいですね。

山陰鉄道発祥110周年記念硬券入場券
米子駅で記念入場券をゲット!

 再び改札を通り抜けてホームへ。先ほど乗ってきたコナントレインを始め、黄色1色に塗装された平面顔の115系やラッセル車、それに奥出雲おろち号に使用されるトロッコ客車など、多士済々な車両の姿を目にすることができました。電化されていることもあるかもしれませんが、前日滞在した鳥取よりも車両のバリエーションが豊富で、もうちょっと時間をかけて観察したかったですね。

115系@米子'12.11.26

DE10-1161&キハ40系@米子'12.11.26

DE15-2558@米子'12.11.26
(3枚とも)米子駅で見つけた車両たち

 こうしていよいよ境港へ向かうべく、鳥取寄りにある境線の乗り場へやってくると、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪「ねずみ男」の出迎えを受けました。終点境港出身の漫画家、水木一郎氏の代表作「ゲゲゲの鬼太郎」を題材とした町づくりで近年多くの観光客が訪れる観光地となり、ここ境線でも各駅に作品に登場する妖怪の名前が副駅名で設定されているとのこと。

米子駅名板'12.11.26
”ねずみ男駅”という副駅名がつけられた米子駅

 そんな境線で使用されているディーゼルカーは、「ゲゲゲの鬼太郎」に登場するキャラクターにちなみデザインされており、これから乗車する8時43分発はねこ娘列車が担当。車体全体にねこ娘のイラストがラッピングされていました。

キハ40系@米子'12.11.26
ねこ娘列車で出発!

 ”ねこ娘”列車はゆっくり発車。直後、アニメで実際にキャラクターの声を担当している声優による車内放送が流れてきました。それを聴きながらディーゼルカーは車両工場がある後藤を過ぎ、弓ヶ浜に到着。ここで反対列車との交換待ちがありましたが、やってきたのは見覚えがあるディーゼルカー。早朝、鳥取から由良まで乗車した直通の境港行きがそのまま折り返してきたところでした。

 ところで以前この路線に乗車した際、「大篠津」という駅があったのを記憶しています。当時は駅員も駐在し、沿線ではそれなりに規模の大きな駅でしたが、現在同名の駅はなく、変わりに「大篠津町」や「米子空港」という当時は存在しない無人駅となりました。帰宅後、そのあたりを調べて見たところ、2008年に大篠津駅を移転する形で米子空港駅が開業。御崎口駅を「大篠津町」と改称したとのことでした。

 こうして9時25分、終点境港に到着。ホームは1面2線と最後に訪れた1990年当時と駅の雰囲気が大きく様変わりしていて、当時あった味のある平屋の駅舎に代わって灯台風のお洒落な雰囲気の駅舎に改築。その隣には観光案内所や隠岐へ向かうフェリー乗り場の建物が建っていました。

キハ40系@境港'12.11.26
終点境港に到着したねこ娘列車

境港駅舎'12.11.26
灯台風に変わっていた境港駅の駅舎

水木しげる銅像@境港'12.11.26
鬼太郎やねずみ男に囲まれて・・・

 駅前に鎮座する水木しげる氏の銅像を見ながらさっそく市内へと繰り出すことに。とはいうものの、朝から降り続く雨で気軽に歩ける状況ではなく、とりあえずは周辺にある郵便局を巡りながら、水木しげるロードと呼ばれる通りをぶらぶらしてきました。通りにはみやげ物の店を始め、妖怪の銅像や神社など、水木しげる氏の世界が広がっていました。

水木ロード@境港'12.11.26

妖怪神社@境港'12.11.26

水木ロード局風景印
水木ロードの周辺(画像上2枚)と、水木ロード局の風景印

 その後、20分ほど歩いて市役所近くにある境港郵便局を訪問。水木しげるロードにある郵便局と合わせ、鬼太郎がデザインされた風景印を貰ってきた後、歩いて馬場崎町駅に到着。そろそろ境港10時20分発の米子行きがやってくる時間なので待っていると、目玉おやじのイラストがラッピングされたディーゼルカーが近づいてきました。

境港局風景印
境港局の風景印

キハ40系@馬場崎町'12.11.26
緑をベースとした目玉おやじ列車

 結局、あいにくの天候の中、思うように動き回ることができないまま駅へと戻り、駅隣の施設に入っている食堂でランチ。海鮮丼を食べた後、11時30分発松江行きのバスを待ちます(つづく)。

海鮮丼@境港'12.11.26
ランチは海鮮丼

安来行き乗車券
今回使用した乗車券

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2012.09.24

【9/15】東京モノレールとフォトラリーと

 3連休初日は12日に続き、関東の鉄道フォトラリーのお宝探しをしようと都内へ繰り出すことにしましたが、その前にまず向かったのは浜松町。ここから東京モノレールに乗り換えるべく、窓口で「東京モノレール沿線お散歩1dayパス」を手に入れると、鉄道むすめのキャラの1人、羽田あいるがデザインされたステッカーをゲットいたしました。

東京モノレール沿線お散歩1dayパス
1日乗車券を買うと付いてきた羽田あいるさんのステッカー

 この連休中、1日乗車券を買うと先着で貰えるとのことで、実はこれが目当てでもあったわけですが、ステッカーのイラストはステーションポスターのものと同じでした。

 その浜松町駅の改札前では、函館の観光キャンペーンのブースが設けられ、パンフレットの配布の傍ら、大きなイカの着ぐるみが改札付近を行ったり来たりしていました。ちょうど1週間後に函館へ行く予定だっただけに、地図やパンフといったいろいろな資料が手に入るなど、いろいろと収穫がありましたね

イカ着ぐるみ@浜松町'12.9.15
イカがおもてなし

 そのイカの着ぐるみに見送られながら(?)、羽田空港第2ビル行きの列車に乗車。せっかくフリーきっぷがあるのであれこれ乗り降りしたいところでしたが、特に当てはなく、まずは一気に羽田空港第1ビル駅へ向かうことに。3連休初日ながらこの日は沖縄に台風が接近している影響から出発ロビーは心持ち空いているようにも思えましたが、その様子を見ながら展望デッキへ。行き交う旅客機を撮影することにします。

JLMD90@羽田空港'12.9.15
展望デッキで撮影タイム

 特にあてはなかったんですが、引退間近のMD90の離陸シーンを見ながらのんびり過ごしてきました。

 時刻は12時半近く。そろそろランチタイムにしたいものの、ロビー内の飲食店はどこも盛況ですぐに済ませるのが難しそう。やむなくモノレールに乗って国際線ビル駅へとやってくるも、ここも同じような状況でした。そこで、ここでも展望デッキに上がって航空機の様子を見てくることにしましたが、ちょうどキティちゃんのイラストがデザインされたエバー航空のエアバス機と対面。外国人にも注目度抜群でしたね

BRエアバス330-300@羽田空港'12.9.15
キティちゃんのイラストがデザインされたエバー航空のエアバス330

 結局、改札内の立ち食いそばの店でランチを済ませた後、モノレールに乗り込み流通センター駅へ。今年は何かと降り立つ機会が多かったですが、2月からスタートした全国鉄道むすめ巡りも今月一杯で終了。今回最後のスタンプを押してきました。今年、この企画のおかげであちこち出かけてきましたが、来年も第2弾を期待したいところですね。

全国鉄道むすめ巡りスタンプ台@流通センター'12.9.15
全国鉄道むすめ巡りも残りわずか・・・

 ここから次の大井競馬場前まで移動。モノレールの旅はここで終了し、ここからは京浜運河に沿って歩くことにしました。途中、ポケモンモノレールが行き来していたので撮影。以前も訪ねた八潮橋を経てりんかい線の品川シーサイド駅へとたどり着きました。

東京モノレール1000形@大井競馬場前'12.9.15-1

東京モノレール1000形@大井競馬場前'12.9.15-2
(2枚共)京浜運河に沿って歩きながら・・・

 この後はりんかい線に乗り込むことに。品川シーサイドから東京テレポート駅まで乗車しました。その際、去年より各駅に設置された硬券入場券をそれぞれ購入。品川シーサイドの方はこれまで入手したものと同じでしたが、東京テレポートのモノは大き目のA型タイプの券でした。

品川シーサイド駅硬券入場券

東京テレポート駅硬券入場券
(2枚共)りんかい線ゆかりの各駅の硬券入場券

 東京テレポート駅に到着。ここからはフォトラリーのお宝探しを行いますが、今回はいずれもここお台場にあるとのことで、まずはその一つ目、駅から15分ほど歩いたところにある夕陽の塔の近くにやってきました。文字通り、ここから夕陽の沈む景色を楽しめるようですが、実際はりんかい線の換気塔の役割をしており、この下をりんかい線が通じています。

レインボーブリッジ'12.9.15
夕陽の塔から海側を見ると・・・

 この後、台場駅からゆりかもめに乗車。2つ目のお宝はゆりかもめの車内から見えるレインボーブリッジの景色ですが、元の終着駅だった有明付近から市場前までの区間から外の景色を見ると、後方に雄大なレインボーブリッジの様子を見ることが出来ました。

レインボーブリッジ'12.9.15
車窓からレインボーブリッジを見る

  以上、モノレールの1日乗車券巡りとお宝探しの様子でした。

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2012.09.19

第2回2012年夏18きっぷの旅その6~大井川鉄道のおみやげ

 大井川鉄道の旅もこの記事が最終回。川根温泉笹間渡からの金谷行きに乗って新金谷に到着すると、隣のホームに千頭行きの列車が待機。前日、千頭まで乗ったのと同じ時間の列車でしたが、使用されていたのが元南海の“ズームカー” 21001系でした。今回の旅では走っているところは見かけたものの、ここまでなかなか乗ることができず、結局乗れずじまいとなってしまいました

大井川21001系@新金谷'12.8.25
乗ることが出来なかった”ズームカー”

 その“ズームカー”を見送った後、改札を抜けて駅前にある「ぷらざロコ」という施設へ向かうことに。エアコンが効いた施設の中はなかなか居心地がよかったですが、中ではおみやげや弁当の他、SLの急行券も扱っていて、何かと便利な施設ですね。

 実は前日、SLから降りて中をいろいろと下見していていましたが、「崎平りな」という萌えキャラが箱にデザインされたお菓子が気になり、今回はこちらをおみやげにすることに。等身大(?)のパネルも設置されていてなかなかの“看板娘”ですねぇ。鉄道むすめのキャラクターの1人、井川ちしろがデザインされたクリアファイルと共におみやげにいたしました。

崎平りな等身大パネル@ぷらざロコ
ぷらざロコの”看板娘”崎平りな

りな&ちしろ
大井川鉄道の萌えキャラコンビ

 次の金谷行きまで時間があったので、駅周辺をぶらぶら。金谷寄りにある車庫を敷地の外から見ることが出来そうなところがありそこへ向かうと、元京阪の3000系が止まっていました。こちらは動いている様子がなく、今回その雄姿を見ることが出来なかったのがちょっと残念でした

大井川3000系@新金谷'12.8.25
新金谷でお休み中の元京阪3000系

 いよいよ大井川鉄道の旅もいよいよ最後。13時22分発の金谷行きに乗り込みます。ここまで使用してきたフリーきっぷはここで終了となり、窓口で金谷まで乗車券と硬券入場券を手に入れてからホームへ。今度の列車はここ始発なので、すでに16000系が停まっていましたが、よくよく見ると先程川根温泉笹間渡からここまで乗ってきたのと同じ車両でした。

新金谷駅名板'12.8.25
ラストスパートも元近鉄車

 こうして2日間に渡った大井川鉄道の旅はおしまい。金谷へ戻った後は18きっぷでひたすら東海道本線を東京方面へ。乗り継ぎ乗り継ぎしながら平塚で湘南新宿ラインに乗り換え、19時前に宮原に到着いたしました。

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