10月23日ですが、午後休みを取って鉄道博物館を訪ねてまいりました。まずは2階のスペシャルギャラリーで開催されている「進化・深感・新幹線」と題した企画展を見学することに。ギャラリー内では、1964年の東海道新幹線開業時に登場した0系から最新型の車両まで、新幹線にまつわる様々な資料が展示されておりましたが、展示内容はあまり堅苦しいものではないので、大人だけでなく子供にも楽しめる内容となっています。
2階スペシャルギャラリーで開催中の企画展「進化・深感・新幹線」を見学
1階に降りてヒストリーゾーンに向かうと、“ムーミン”ことEF55形電気機関車に鉄道博物館開館10周年を記念したヘッドマークが取り付けられているのが見えました。2007年10月に開館してから早10年が経過したことに改めて時の流れの早さを痛感しましたが、今ではすっかりさいたま市の名所となりましたね。ただ、それとは引き換えに万世橋にあった頃の記憶が薄れて行ってしまうのはある程度致し方のないところでしょうか?
EF55に取り付けられた鉄道博物館開館10周年記念のヘッドマーク
そのヒストリーゾーンでEF55と並んで展示されているC57にもヘッドマークが取り付けられていましたが、こちらは第3回世界鉄道博物館会議の開催を記念したもので、1回目となった2013年はここ大宮で開催された後、2回目となる2015年はドイツのニュルンベルク市で開催され、3回目となる今年はやはり鉄道博物館があるアメリカのボルティモア市で開催されました。
C57には第3回世界鉄道博物館会議開催記念のヘッドマークが掲出
この後、これまであまり足を踏み入れていなかった3階の新幹線ラウンジへ。ここは新幹線が高速で通り過ぎていく様子を目の前で体感することができるエリアですが、この日も入館したのが夕方近くだったことから西日をバックに行き来する新幹線の様子が見られました。しかも背景には富士山の姿も見ることができ、時間によっては面白そうな絵が撮影できそうですね。今後も足を運んでみたいと思います。
3階新幹線ラウンジから夕陽をバックに走る新幹線を見る
こうして過ごしているうちに日も落ちてすっかり暗くなってきましたが、ミニ運転パークの付近では今年もイルミネーションが点灯しておりました。このイルミネーションは高崎線の車内からも見ることができますが、間近だとまた違って見えますね。
今年も恒例のイルミネーションが点灯
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